20日、21と千葉県館山市で行われる若潮旗の錬成会と大会に参加してきました。2日間運営等大変お世話になりました。


今回5年ぶりの開催ということで、聞いた話では以前よりも参加校が減ってしまったということですが、活気があって2日間たくさん勉強させてもらいました。


錬成会では、「そうなるように仕向ける」ことが必要だと感じました。小手を打ちたいから打つ、面が来たから応じ技を打つ、ではなく小手を開けさせて小手を打つ、面にこさせて応じ技を打つ、です。言葉では些細な違いですが、やることが全く違います。後者はより「攻め」が求められます。中には反射で動いたり、後出しで打てる器用な選手もいますが、部員にはそんな器用でセンスのある生徒はいません。相手がつい動いてしまうような、打ってしまうような攻めからな技を大切にしてもらいたいと思いました。


大会では、1回戦 対千葉明徳 4-0

               2回戦 対東海大仰星 0-4

2回戦敗退となりました。1回戦の相手は先日の桜門旗にも参加しており、力のある学校だなと感じていましたが、桜門旗の試合の反省を踏まえて選手たちはよく修正しました。2回戦の相手には上記のようなことが出来ず、逆にやられてしまいました。また、前回と今回の敗戦はどちらも大将までに勝負がついてしまっています。最後までどっちに転ぶか分からないワクワクドキドキする試合をするために、「打たせないネチネチ剣道」が出来るようにならないといけないなあと感じました。


今回得られたことを、部に還元して皆で強くなっていってくれれば、参加した意味は2倍にも3倍にもなります。もうすぐ夏休みは終わりますが、引き続き頑張ります。