ようこそ


あなたの心と温かくつながる

コミュニケーションアート

スターリィマンの世界へ


スターリィマンのお話を

書いています

はせがわ芳見です


今夜で4日めの

スターリィマンが贈る

夢を叶える9つの風船の物語


「いつも君のそばにいるよ」


第一話 希望の風船

「私の運命を変えた出会い」


第二話 元気の風船

「笑顔のキャンディー」


第三話 勇気の風船

「伝わるわ、きっと」


そして、今夜は

第四話 夢の風船

もう一度 輝くために




次に風船を届けたのは
とっても真面目なOLさんだったわ。


2012年11月5発行
学研バブリッシング

お話 はせがわ 芳見
絵  はせがわいさお



第4話 夢の風船
もう一度、輝くために

次に風船を届けたのは
とっても真面目なOLさんだったわ。



彼女は、
5年も勤めていた会社から
突然説明もなく解雇されて…


失意にうちのめされ、
やっとの思いで
自宅に戻ってきたの


その様子を、
スターリィマンと私は
静かに見守っていたの。



「ありがとう!スターリィマン
私に上手く届けられるかなぁ
でも、やってみるわ!」



「風船さん、彼女に届け!」


私は一心に念じて、
ベランダの窓をノックしたの。



「あら、ねこちゃん
私を慰めに来てくれたの?
とっても嬉しいわ」



彼女の悲しみが和らぐように、
私は彼女の手に
ほおずりしたわ。


「いいこね、やさしい子
あったかいのね」



「ねぇ、ねこちゃん
私ね、小さい時から
動物が大好きで
ずっと獣医さんになるのが
夢だったの


でも貧しかったから
その夢をあきらめて、
今の会社に就職したのよ」


毎日、ただひたすら
仕事に励んで来たのに
くびになっちゃった
 
私は何のために
働いてきたんだろう
生きてきたんだろうって


今までの自分の存在を
否定された気がして
空しくて、悔しくて…」



「でも今夜、ねこちゃんが
大切な気持ちを思い出させてくれたわ

一度きりの人生だもの

今度こそ私、
絶対にあきらめないで

本当にやりたい夢に向かって
生きて行かなくちゃね!」


そう彼女が決心した時
夢の風船が
きらきらと舞い降りて来たの。


「あら、流れ星かしら?」


急いてベランダに出た彼女は、
思いっきり手をのばして


空に浮かんでいた星形の黄色い
夢の風船を両手でつかんだの。


「あぁ、良かった

彼女らしい夢を叶える
一歩を踏み出せたんだわ」


無事に風船を届けることが
できた私は、嬉しさいっぱいに
スターリィマンのところへ
戻って行ったのよ。




「スターリィマン
夢があるって
とっても素敵な事ね!


いつからでも、
夢は叶えられるのね」



“そうだよ ミィ”


「私もいつか、夢を叶えたなぁ
でもまずは、夢を見つけなきゃ」



私は心に誓って、
また次へ出かけたのよ。


🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟


今夜の夢の風船
もう一度、輝くために

はいかがでしたでしょうか?

人生は不思議!

真面目なOLさんは
解雇されて



その夜にやって来た
黒猫ミィに

心を打ち明けながら

自分が本当に
やりたかった夢を
想い出して


そうして
その夢を叶えてみよう


もう一度 
挑戦する気持ちになって

その途端に
夢の風船が舞い降りて来て
夢を叶える一歩を歩み出す

不幸と思っていた事が
チャンスに代わって

自分らしく輝く夢の道を
スタートできたのです


辛いこと
想い通りに行かないこと
の毎日でも

何かのきっかけで
自分の本当の気持ちに
気づくことができたら

今、不安なことばかり
だった事が

実はチャンスに変わる

気持ちが変われば
本当にやりたい夢を見つけたり

心に秘めたゆめを再確認できたり

そんなあなたに
夢の風船が届いたら
嬉しいなぁ🌈



明日のスターリィマが贈る
夢を叶える9つの風船の物語
「いつも君のそばにいるよ」は

第五話 愛の風船
10年分の一杯
をお送り致します


最後読んで頂き
ありがとうございました。

では素敵な夢を
 おやすみなさい⭐🌙






 

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https://www.starryman.info/

 


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