☆検定試験の種類の違い☆

埼玉県狭山市と入間市でそろばん教室を開講しています、長谷川珠算教室です。


お問い合わせや体験が多いこの時期。

中にはお引っ越しや曜日などの事情で転塾のお問い合わせもあります。


全く初めての生徒さんはお教室の方針や雰囲気が合えば大丈夫だと思いますが、転塾の生徒さんは前の塾で受けていた検定の種類や習っていた弾き方の違いも考慮しなければなりません。


珠算検定の種類は

①日本珠算連盟+日本商工会議所

②全国珠算連盟

③その他(全国珠算学校連盟、日本珠算協会など)

があります。


当教室では①の日本珠算連盟+日本商工会議所 の検定を軸に指導しています。


違いとしては…


例えば、全国珠算連盟(全珠連)と日商の1級3科目(かけ算わり算見取り算)を比べた場合、問題レベルでは日商の方が難しいです。

一説には日商の方が2レベルくらい難易度が高い(日商1級は全珠連二段くらい)と言われています。

ただし。全珠連は科目が多く、応用問題と呼ばれる文章題や伝票算、開法などを学習する必要があります。

日商は難易度高めで科目が少なく、全珠連は難易度低めで科目が多い。ということです。


なので同じ「珠算1級合格」でも全珠連の1級と日商の1級では扱いが違い、大学入試や就職の際に記入するときも必ず団体名を正式名称で記入する必要があります。また、入試で加点や推薦基準になる場合、「日商1級」など指定してある場合もあります。その場合は他の団体の珠算1級では使えないこともあります。


逆に、日商で暗算参段の生徒さんが全種連に挑戦したら六段が取れた。などの場合、全種連六段の方が格上になる場合もあります。



当教室では転塾の場合は前の塾のテキストを持参していただき、その級より少し下級のものでテストさせていただいています。そしてその結果をふまえて入塾の場合はどう進んでいくか個別にご説明いたします。



また最近問い合わせで多くなってきているのが

「日本珠算協会」さんとの違いです。

名前がよく似ていますが、日本珠算連盟と日本珠算協会は別の団体です。

日本珠算協会の問題集もとてもいい教材で初級の時期は使わせていただいていますが、検定試験自体は当教室では受験できません。