本日は、筆頭理事を務める参議院国土交通委員会において、道路整備特別措置法等改正法案の審議が行われました。この法案は、高速道路において近年の点検強化により、腐食・漏水やコンクリートはく離など重大損傷の発見が相次いでいるところ、法改正によって必要な財源を確保し、将来にわたって高速道路の機能を維持・強化するための事業を推進する目的で提出されたものです。高速道路は、国や地域の道路網の中核であり、災害時には緊急輸送道路として大きな役割を果たすもので、国土強靱化の推進という点においても高速道路の適正な管理や機能強化は重要です。またこの法案では、近年の自動運転の普及やEV充電に対応する施設の整備等、サービスエリアやパーキングエリアの機能高度化に向けた取組も盛り込まれています。本日の委員会では賛成多数で可決し、明日の参議院本会議で成立する運びとなりました。