本日は、筆頭理事を務める参議院国土交通委員会において、道路整備特別措置法等改正法案の審議が行われました。この法案は、高速道路において近年の点検強化により、腐食・漏水やコンクリートはく離など重大損傷の発見が相次いでいるところ、法改正によって必要な財源を確保し、将来にわたって高速道路の機能を維持・強化するための事業を推進する目的で提出されたものです。高速道路は、国や地域の道路網の中核であり、災害時には緊急輸送道路として大きな役割を果たすもので、国土強靱化の推進という点においても高速道路の適正な管理や機能強化は重要です。またこの法案では、近年の自動運転の普及やEV充電に対応する施設の整備等、サービスエリアやパーキングエリアの機能高度化に向けた取組も盛り込まれています。本日の委員会では賛成多数で可決し、明日の参議院本会議で成立する運びとなりました。

 

 



昨日は、北海道新幹線倶知安駅開業に伴う意見交換会を開催、羊蹄山麓地域の町村長、議長、関係する皆様と意見交換をさせていただきました。


その後、倶知安駅高架橋起工式及び安全祈願に出席させていただきました。

倶知安町はじめ、羊蹄山麓地域の町村関係者、鉄道・運輸機構、工事関係者などが出席し、工事の安全を祈りました。


高架橋は、4年後に完成予定、新しい倶知安駅については、3年後に建設開始予定です。


札幌〜倶知安の新幹線での移動時間は、片道25分で結ばれる予定でニセコや周辺地域へのアクセス向上が期待されています。












第2回北海道酪農における「金融」「輸出拡大」勉強会に出席しました。

この勉強会は、特に牛乳乳製品の需要低迷と飼料や燃料価格高騰の影響を大きく受け、大変厳しい経営状況に直面している道内酪農家の方々への対応について、資金繰りなど「金融」ならびに牛乳乳製品の「輸出拡大」の2つをテーマに、道、道町村会、関係団体役員の方々と、関係省庁ならびに政府系金融機関幹部を交えての意見交換の場として始めたものです。先月、道内各地域ごとにブロック説明会が開催され、政府系金融機関幹部の方々が直接現場に出向き、資金繰り等の支援策について説明がなされましたが、こういったブロック別の説明会は年に2回は開催するべきであること、また、経産省に対しては、牛乳乳製品の輸出拡大に向けたコンテンツを展開すること、そして、酪農経営においては、セグメント(50頭以下、100頭以下、100頭以上などの飼養規模)ごとに経営負担の規模が違うので、経済支援策はセグメントを考慮すべきであること、最後に、洋上風力の事業者(商社など)に対しては、地域貢献の一環として、牛乳など一次産品の輸出拡大に対して協力を求めていく旨を申し上げたところです。