私には推しがいた

10年近くそのグループを推してきた


娘や友達と

しょっちゅうライブに行き


えっまた行くの?と

息子には呆れられていた


ライブに行く日にはせめてもの償いに

必ず息子と旦那のご飯は用意した


遠征は家族みんなで行ったこともある


とにかく推しまくっていた


でもあの日から

私は推したち若いキラキラの男の子が

全く見れなくなった


家事を済ませて

インスタやSNSで情報を調べたり

時間があれば推しに使っていたのに

全く見れなくなった


ライブもチケットがあったのに

行かなかった

行ける状況じゃなかった


私は家にいるより

出かけるのも好きで

時間さえあれば

ママ友や前職の仕事仲間や親友と

お茶したり、ランチしたり


今は誰にも会わないように

買い物に行き

古い親友しか会わない

娘としか出かけない

引きこもり


息子がいたから

好きなことができていた


何やっていたのかな

私は何して生きていたのかな

一番大切なものを守れなくて

何していたのかな


あの日から私が検索するのは

子供を亡くした親

死について

死後

そんなことばかり


テレビも音がないとさびしくて

つけているけど

頭に全く入ってこない

家族や若いキラキラの高校生の話題になると

チャンネル回して


ついこの間まで

いつもある幸せに気付かずに

子供がいると言う幸せが当たり前で…


あの日から180度変わった

私の人生


こんな酷い人生が待ち受けてたとはね


毎朝、目が覚めて息子がいない絶望

心が晴れる日もなく

毎日、自分を責め続け

苦しい一日を

なんとか毎日終えて

生きているだけ…

息をしているだけ…


お前は推しなんかに時間を使って

子供のことを第一に考えていなかっただろう

子供がいるのが当たり前だと思っていただろう

だから子供を奪ってやろうという

罰なのかな?


こんなことがなく生きれる人ばかりなのに

なぜ私はこんな辛い罰を与えられたのかな…





1人でリビングにいると

怖くなる

静か過ぎて怖くなる


息子がいた時は

この家の中で怖いと思ったことはない…


とにかく息子がバタバタうるさかったし

お風呂に入れば

大きな声で近所にも聞こえるぐらい

歌がうるさいし


息子が出かけていても

娘が出かけても

必ず帰ってくる


子供がいることが

日常で当たり前だった


私は仕事から帰ると

少し10〜20分でも寝るのが日課だった

今は少しウトウト寝てしまうのが怖い

目を覚ますと

現実が怖い


世の中にそんな大人がいるってことが

怖い

怖くてたまらない


生きていくのが怖い

息子のいない世界を生きるのが怖い


ごめんね

守ってあげられなくて

ごめんね

17歳で人生終わらせちゃってごめんね

もっともっと一緒に生きたかったよ

もっともっとこの先の

〇〇が見たかったよ


変わりたかったよ

母さん

あんたと変わってあげたかったよ

どうして〇〇がいないの


静か過ぎて怖いよ







どうやって耐えるの?


何日経っても

何ヶ月経っても


悲しくて

苦しくて


あと何年耐えるの?


息子は何も悪いことしていないのに

なんでこんな目に遭ったの


私は人から見たら

子を喪くして狂った親らしい…


大好きな大切な子供を

理不尽に喪して

狂わない親がいるの?


いつもそばにいた息子と

もう二度と会えなくて

もう二度と話せなくて

息子の未来

息子との未来

全部奪われて


毎日苦しくて

泣いても

泣いても

どうにもならなくて  


息子はいなくなっちゃったんだよ

大好きな息子が…

元気に健康に育った息子が…

私の一番大切な子どもが…


みんな子供を喪くしてないから

わからないけどって言うけど…

私だってわかりたくなかった

こんな地獄味わいたくなかった