まずは、10holesハーモニカとはなんぞや! という話です。

ハーモニカには色々なタイプがあります。
この中に「ブルースハープ」と呼ばれているハーモニカがあります。(ブルースハープはHOHNERの商品名)
本名はダイアトニック10holesハーモニカ
日本語で10穴ハーモニカ

その名前の通り、吹き穴が10個あるハーモニカです。
「穴が10個じゃあ出る音は10音?」と思うかもしれませんが、実は20音でます。
そのままだとでない音もありますが、2オクターブ半出せます。
ただ、ダイアトニックなので半音階は基本的に出ませんが、音によっては出すことができます。

子供用のシングルリードや、日本でよく使われる複音ハーモニカとは違います。

大きさは幅が約100mm、奥行き30mm程度のポケットサイズ。可愛らしいハーモニカです。
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SUZUKI楽器 HARP MARTER

ハーモニカとしての歴史は一番古く、150年前には10holesとして完成しています。
1つの穴に吸い音、吹き音があり、10穴×2で20音が出るようになっています。

ハーモニカが生まれたのはドイツで、オルガンの調律笛から生まれたと言われ、リード楽器の仲間に入ります。

この中で、10holesが一番ベーシックな形になる訳です。

初めは楽器というより音の出る玩具のような扱いだった。

日本には明治時代には輸入されており、大正には製造されるようになっています。

日本で独特の進化をとげたのが、複音ハーモニカになります。

ハーモニカで有名なのはドイツのHOHNER社とサイドル社。
日本ではSUZUKI楽器とTOMBOの2社です。
世界的に有名なのはドイツのHOHNERですが、日本のSUZUKIも頑張っています。

SUZUKI、TOMBOともにJAPAN MADEです。
日本人アーティストはTOMBOの「MAJOR BOY」をよく使っています。
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有名どころでは「長渕剛」「コブクロ」「ゆず」「いきものがかり」などなど
SUZUKIの「MANJI」というハーモニカがブルース、ロック系のアーティストに好まれている傾向があります。
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どこか懐かしいやさしい音色から、激しくパワフルな音色まで、気持ちのノリがストレートに表現できるハーモニカです。