5月18日「水曜日」天候・晴・気温23度・湿度35%かのえね四禄友引

八十八夜は新茶の季節

「八十八夜」と聞けば思い出すのは、「なつもちーづく、はーちじゅうはちや、のにもやーまにも、わかばがしげり」と歌いながら手遊びしたこと、「八十八夜」とは立春から数えて八十八日目にあたる日、5月二日ごろのことで、このころを過ぎると霜が降りなくなるので、野菜の種まきなど農作業の目安になっていたようです。

この時期には柔らかくおいしい茶葉がたくさん採れます。静岡に住む友人にこの時期の新茶をいただき、そのおいしさに目覚めました。それまでは同じお茶だから変わりはないだろうと考えていたのです。なんてもったいないことでしょう。その味はほんとうにまろやかでした。

新茶のせんじかたはお湯の温度がポイント。熱過ぎるとお湯だと渋みが出てしまうので、冷ましてから急須にそそぎます。だいたい六十度ぐらいがベスト。お茶碗に手をあててみて、気持ちよいと感じるぐらいの温度が五十~六十度くらいです。