前ですが卵子凍結保存をしましたので今更まとめてみました
卵子凍結保存
抗がん剤
期間
費用

ずっと公開するのを悩んでいて個人的なことはあまり書いてませんが、いつかどなたかのお役に立つことがもしあれば。
基本的に不妊治療されてる方と同じ流れ。
卵子を育てるために毎日注射に通い採卵の前々日に最後の注射を打ちました

採卵の時は静脈麻酔+局所麻酔でしたが、私は麻酔が効きにくいのか8割の人が寝てしまうところずっとはっきり意識があって

まあ痛かったです

でもそれでもマルクの方が嫌です。笑
採卵が近づくとお腹が張ってきて、採卵後もお腹が張りました。
歩くとお腹に響いたり、採卵後しばらくはお腹が痛かったり

ずっと気になっていたのが、抗がん剤の卵巣へのダメージってどの程度なんだろうってことです。
白血病の初発時から採卵までで治療に使った抗がん剤はイダマイシンとキロサイドです
イダマイシンの卵巣への影響の程度は中リスク
キロサイドは低リスクのようです。
ちなみに移植の前処置に使うエンドキサンは高リスク。
やっぱり抗がん剤してるぶんダメージはあるようでしたが、血液内科と婦人科の先生が連絡を取り合って色々と配慮してくださりすごくありがたかったです。
一時退院中の1か月をほぼ丸々卵子凍結保存のための治療にあてました。
ただ実際に注射を打ち始めてから採卵までは2週間足らずなので、急いでいる場合は2週間あれば採卵可能だと思います。
卵子凍結保存にかかる治療費は保険適用にならないので全額自己負担です。
費用は病院によって差がありHPに費用の一覧が載っているところもあります。
一回の採卵でトータル30万円前後の病院が多いような気がします。
採卵した後も数年毎に更新料が必要だし、将来出産を希望する際は顕微受精になるのでまたまた自己負担で治療費がかかります
がんになっても将来子供を持てるかもしれないという希望が病気と闘う力になる人はいるはずなのに、費用のハードル高いなあと思います

がん患者の妊孕性については最近ガイドラインが発表されたりしてかなり理解や研究が進んでいるようなので、妊孕性温存のための治療費用が近い将来保険適用になってほしいと願います。
ちなみに血液疾患の患者さんが卵子凍結保存をしたり、その卵子を使って妊娠にむけた治療をする際
こうのとりマリーン基金
というところが費用の一部を負担してくださいます。
興味のある方がいらっしゃれば検索するとすぐにヒットします
こちらの基金とは違いますが精子凍結保存の際の費用負担をしてくれる団体もあるようです。
話が逸れますが、こうのとりマリーン基金や骨髄バンクの立ち上げをされた大谷貴子さん。
知れば知るほど素敵な方だなと思います。
大谷さんがいらっしゃったから私も骨髄バンクを通じてドナーさんを探すことが出来ました。
大谷さんが骨髄移植を受けられたのは26歳の時だそうで、私と年齢もほぼ変わらない。
大谷さんの姿に励まされています。
卵子凍結保存については以上です。
私はタイミングを合わせて採卵しましたが、最短で採卵を目指す場合は生理周期を無視するランダムスタートという方法もあるようです。
ランダムスタートをしても採卵できる卵子の数や質は変わらないとか。
採卵をするまで色々不安がありましたが、実際やってみると想像したほどの負担はありませんでした。
本当に先生方のおかげです。
妊孕性温存のためには卵子凍結保存のほかに卵巣凍結保存という方法もありますが、白血病患者の場合は卵巣凍結保存は今のところ難しいみたいです。
本当は卵巣ごと置いておきたいと先生と何度も話しました。
他にも早期閉経の患者さん向けの不妊治療を行なっている病院もあるようで、元白血病患者さんのことも受け入れているとか。
この辺りは私は詳しくないでここに書くのは相応しくないのですが。
今の不妊治療分野の進歩のスピードはものすごいので、今後にも期待しています。
調べているうちに興味が湧いてしまって不妊治療に少し詳しくなった気がします
笑
色々考えていて卵子凍結保存のことを書くのを迷いました。
病気を患ってもその人の1番の希望を叶えられる社会になりますように。
これからの医療の発展に心から期待します。