今回はセシウムの次に
聞くヨウ素についてお話します。
ヨウ素131とは?
ヨウ素131は、ウランの原子核が分裂した際に出来る放射性物質の一つだ。ヨウ素131は、核実験のほか、原子炉内でも大量に生成される。
ヨウ素131は、不安定な物質で速やかに崩壊する。8日間で半分の量が別の元素キセノン(気体)に変化する(半減期8.1日)。
コンブなどに含まれる必須元素ヨウ素と化学的性質が同じなため体内に取り込まれやすく、甲状腺に蓄積して甲状腺がんを引き起こす恐れがある。
このため原発事故で注目される物質で、1986年のチェルノブイリ原発事故でも大量放出、汚染地域で甲状腺がんが多発した。
福島原発もこれに次ぐヨウ素の放出がみられた。
非常に人体に悪影響な放射性物質と言えるだろう。
