入院当初、主治医からの診断説明の時にだいたいの治療の流れを聞いた。

その時に、最後に1番大変な治療が待っています、デガドロンの副作用でお子さんの人格が変わるので付き添いの家族が1番疲弊しますと。

それからもことあるごとに1番大変なのは最後やからねとずっと言われてきた。

どうしよう、食欲すごくて泣き叫ぶのかな。暴れるのかな。モノ投げてくるのかな。八つ当たりされる?などなどマイナスなイメージをもっていた。

始まってみると、すぐに空腹の訴え、あっこれ最初と一緒でめっちゃ食べるな‼︎と思っていたらすぐに落ち込み型のうつ傾向に( ;  ; )

食欲もうつに負けて、空腹の訴えは度々あるもゼリーとかお菓子をひとくち食べたらお腹いっぱいと言ってゴロン。。食べたいと興奮することはほとんどなかった。

人間こんなに寝れるもんなの?ってぐらいずっと寝てる。起きて何かをするって気力もなくとにかくだらーんとしてる。気分が上向きの時は起きてコミュニケーションをとれるも小さな声で穏やかに話す感じ。自分が何かして欲しい時だけ話しかけてくる。

学校とリハビリは全く無理だったけど、お風呂は毎日入れた。無表情でシャワーを浴びてたけど。とにかく静かな環境を好んでて音を聞きたくない様子。目と耳は休ませたい感じ。なので、私はイヤホンをつけて音楽聞きながら本を読んだりスマホいじったり、映画みたり、、

夜は7時には就寝するけど、睡眠は浅いようで、寝たり起きたり。夜中目をあけてることも多いと夜勤さんから聞いた。ただ、私に何か言ってくることはなく静かにしている。


人格がかわってるといえば確かに変わってるし、nicoは副作用でしんどいよね(T . T)

でも、付き添いが思ってたのと違う。凶暴な引きこもりになるとばっかり。穏やかすぎるやん。静かすぎるやん。

入院してからずっとnicoに付き合って遊んで喋って相手してたけどそれがなく(構われるのがnicoにとっては苦痛)、自分の時間がある‼︎いいのか悪いのか入院してから1番時間を持て余してたかも( ;  ; )

でもこのnicoの状態に私の性格が合っていただけで、落ち込んでうつ状態になっていく子供に寄り添って親も暗くなったりするらしい。

私も普段nicoがこの状態だったらめちゃくちゃ心配なるけど、副作用だと割り切っていたし薬が終われば戻ると説明も受けていた。

もし、食欲がすごくて言動、行動が興奮するタイプの副作用だったらかなり疲弊していたかも。

やってみないと分からないもんですね。もう一度デガドロン投与したら次は違う人格なのだろうか?

子供の性格などが副作用に関与したりするのかな、そのへん研究して欲しい。。


薬も終わって抜けて、元に戻ったのでホッとしました^^

大変な思いをしてきた、している付き添いの方はたくさんおられると思います。副作用の出方はどうあれ、振り回される期間ですよね。

台風と同じで通り過ぎるのを待つしかない、、そんな心境でした☆