10代・20代の頃、美少女画が好きでした。

(突然のマニアック展開)




竹久夢二の儚げな美人、中原淳一の凛とした少女も好きだったけど、当時の私の中でのナンバーワンは高橋真琴先生の描くおひめさまラブ








昭和の時代、高橋真琴さんの描くおひめさまや美少女のイラストが少女たちに大人気だったそうですが、残念ながら私はその年代じゃないんですよねー。




でも、こういうテイストのおひめさまの塗り絵や紙の着せ替え人形でよく遊んでいました。


後から思えば、あれらも全て真琴先生の影響を受けて作られてたんでしょうね。





ちなみにご存じの方も多いかもしれませんが、真琴先生は男性です笑い泣き


私がハマった頃には既に70代だったかと思いますが、新作を意欲的に出し続けていらっしゃってバリバリ活躍中だったようです。





真琴先生の画集も何冊か買いました。





絵柄の麗しさと何ともいえない懐かしさに惹かれ、どのページも何度も何度も眺めていました。




20代後半になり、千葉の佐倉市に先生の画廊があることを知り。

当時千葉に住んでいた私は一度訪ねてみたいと思い、ホームページに載っている番号に電話をかけてみました。





すると電話に年配の男性が出て、

「今は休業中なんですよ」

と丁寧に対応してくださいました。




なんとなーく…真琴先生本人なんじゃないかなぁと思いました。


もしかしたら全然違って、従業員さんだったかもしれませんけど爆笑





その後も時々画集を眺め、ネットニュースで展覧会の開催などを知る機会もあり

「今もお元気で活躍中なんだ」

と心の中で嬉しく思いつつずっとファンだったのですが、昨年亡くなられていたことを最近知りました。




あの20代の時、電話をかけて

「もしかして真琴先生!?」とドキドキしつつそれをお聞きできなかったことすら、今となってはいい思い出です。



休業中で画廊には行けなかったのは残念だけど、電話だけでも思い切ってかけてみてよかったなと。




前回のブログにも書いたけど、やっぱりやりたいと思ったことはやっておくべきですね。




自分のやりたいことって何だろう?

と考えてたら真琴先生のことを思い出したので、ついつい思い出話を書いてしまいました。