期待ハズレ...いや、評判通りなのか?

お盆休みの 「伊勢めぐり」 で出番がなかった 「コロナどこでもクーラー」
追加の加工を施し、駐車場で検証してみた。

(前回、排熱ダクトを換気扇に繋いだが、結果は...)

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本体両側面にある 「ガラリ(吸気口)」

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本体向って左側が、勢いよく吸い込み、排熱ダクトから熱風を吹き出す 「室外機」 の役割。
逆の向って右側は、柔らかに吸い込み、正面より冷気を吹き出す 「室内機」 の役割をしている。

なので 「室外機側」 の吸気に 「外気」 を取り込めば能力アップするのでは?



早速、アクリル板から ↓この様な物を製作。

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市販のエアコン配管カバーを取り付ける。

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本体に養生テープで仮固定。

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一番近い左窓へ。

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取り付けは、取り敢えず 「ダンボール」 で。

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排熱ダクトには 「エアキャップ」 を巻いてみた。

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冷風は 「標準」 で、ルーバーをスイングさせた。

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実験開始時の室温及び湿度。 (30℃ - 67%)

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バンクベット部には、AC電源の扇風機で空気を攪拌させた。

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カーテンで仕切り、この状況でのテスト。

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1時間半経過...湿度は下がったが、室温は下がらない。

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3時間経過...

エアキャップの効果は多少あるのか?  
エントランスから車内に入ったときの 「モアぁ~」 とした感じは和らいでいる。 (でも暑い)

取り敢えず触れる暖かさ。

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室温28度  湿度62% ぐらい?

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ちなみに吹き出し口温度は 「20℃」 と、とてもエアコンと言える能力ではない。

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除湿され溜まった水は 100cc弱かな?

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【 検証結果 】
どこでもクーラーの前に居れば涼を感じられるが、車内全体を快適に過ごせる程の能力は無い!
(吹き出し口から1mも離れると、もう冷気は感じられない)


キャンピングカーは断熱がシッカリしていて、炎天下でも車内温度が乗用車の様に上がらないからイケル?
な~んて、ほのかな期待をしていたが、所詮はスポットクーラーのオモチャ程度。

◆ 吸気を車体下など日陰から取り込めば違ったかもしれないが、それでも -1℃が限度だろう
◆ 軽キャンパーぐらいの室内空間であれば少しは効果があるのか?

それなりの出費でコレじゃ~、来夏にヤフオク送り決定だな...(涙)


本来の 「除湿機」 として使うか?