幼稚園給食

ハーベストキッチンでは４月より地域の幼稚園：深信幼稚園の給食を作っています。
本日は園長先生はじめ、M先生、そのほかの先生方にご協力いただき、
園児たちが給食を食べている様子を見学に行ってきました。







写真は３歳児のクラスです。
ほんとにかわいらしい子供さんたちばかりで
見ていて楽しくなりました

ハーベストキッチンのお弁当は野菜を使った料理が多く、
始まった当初はなかなか食べなれない野菜料理の数々に子どもたちは四苦八苦していたそうです。
ですが、子どもたちの頑張りと先生方の熱心なご指導で
徐々に食べられる子も多くなってきたそうです。
子どもの味覚は３歳ころまでにある程度決まってくるといわれていますが、
それでも、嫌いだからと言って与えないのではなく、
根気強く何度も味付けを変えたり、『おいしいね』と声かけをすることで
徐々に食べられるようになっていくものです。

学校給食の栄養士をしていた頃も、４月には食べられなかった子供たちが
１年たつころには何でも食べ、『少ない』と言われることも多かったです。





『全部食べたよ!!』と、空のお弁当箱を見せてくれました。
特に２枚目の女の子は４月以来初めて全部食べられたそうです。
（残っているのは桃の缶詰。果物は最後に食べます。）

今日は大きなから揚げが入っていたのですが、
みんなおいしそうに食べてくれていました。
でも、小さい子供さんには少し大きすぎたようです
今度からは少しカットして入れたいと思います。

深信幼稚園では、生ごみから作った肥料でお野菜を育てられています。
今日はとれたてのきゅうりを園児たちが丸かじりしていました
育っている様子が見えるように、園児たちのいる教室のすぐ前にプランターを置かれていました。



最近、『ジェイミー・オリバーの給食革命』というテレビ番組がWOWOWで放送されていますが、
アメリカの小学１年生にじゃがいもを見せたところ、
答えられる子が一人もいなかったのは見ていてショックでした。
家庭で調理をすることがない、または作っている様子を見ていないのが原因のようでしたが
深信幼稚園の子どもたちは、とれたての野菜のおいしさや、
育てることの大切さを身近に知ることができて幸せですね。

今日は先生方が熱心に食に関する指導をされていたのを見て、
とてもうれしく思いました。



そして、こんなに可愛い子供さんが食べているのだと思うと、
給食を作ることができて幸せだなと思います。
スタッフともどもさらに力を合わせて頑張りたいと思います。
深信幼稚園の皆さんありがとうございました