頭の体操 | Harvest ver2.

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日々の収穫をここに綴ります

最近、GMATというテストの勉強をしてます。




これは、海外の大学院の受験生が必ず(90%?)受けるテストです。


いわゆる「数学」と「現代文」と「小論文」を全編英語で受験するという

最悪なテストなわけですが、今日は現代文の1パート(全3パート)から

数問紹介してみたいと思います。


頭の体操になるので、興味のある人は試してみて下さい。





【問題】


84年の研究開発費は83年より8%上昇している。この上昇は、実は81年以来続く下落傾向の続きである。

80-81年は16.4%n上昇であった。明らかに、研究開発促進の為に81年に施行された、25%の税額控除に

は殆ど或いは全く効果がなかった。



上記の結論は、以下のどれが真でなければ、真となりえないか?



【選択肢】


A:研究開発費は、通常、利益と直接比例する。


B:85年の研究開発費は、8.3%を超える増加はできないであろう。


C:もし81年の税額控除が25%より高く設定されていたならば、81年以降の研究開発費は、実際よりも

  大きく増加していたであろう。


D:控除がなかったならば、81年以降の研究開発費は、実際よりも大幅に減少していなかったであろう。


E:特定の投資のための税額控除には、それら投資を促進する効果は殆どない。





答:D




ためしにもう一個



【問題】


ある組織の規則を修正するための以下の提案がメンバーに回覧された。

「二人以上の候補者が、ある役職に指名される場合、候補者は指名に同意しなければならず

また、その同意の表明前に、他の候補者の名前を知らされなければならない」



候補者が指名への同意を与える前に、実際の候補者が誰だかわからない場合、上記提案の

ロジックについて、どのコメントが正しいか?



【選択肢】


A:この提案は、各候補者が、他の候補者全員が誰であるかを知ることを可能にするものだ。


B:この提案は、候補者から選ぶ者にとっての選択肢を広げるものだ。


C:候補者が複数いる場合、この提案は、最後の候補者を最初の候補者と等しく扱うことを否定するものだ。


D:この提案は、候補者が、ある特定の人物との競争を、知られることなしに辞退することを可能にするものだ。


E:候補者が二人以上いる場合、この提案は、誰も候補者となりえなくさせるものだ。






答:E





こんな感じの問題を、1問あたり1分半で解き続け、全体で4時間かかる耐久テストです。


しかも全部英語だし。


こういう問題を考えるのが好きな方がうらやましい・・・(いるんかなブタネコ)。