週末、義父の様子を見に行ってきました。

義父は9月には87歳になりますが、義母が亡くなってからの18年間一人で暮らしています。


基本的には一人で身の回りのことは出来て、ヘルパーさんは週2回、民生委員さんにもお世話なっています。

私が義父のところへ行くのは月1回。

義父はヘルパーさんや民生委員さんには頼みにくい用事をためておいて?ニヤリ私にまとめて言います。

私もそのために行ってるので、そこはOKOK


義父の家に到着すると、

義父はリビングの隣の和室でエアコンをつけて座っていました。


正直、ホッ照れ

というのは、義父はエアコンをつけていないんじゃないかと恐れていたので。

(先月は比較的涼しい日で、エアコンは必要ない日でした)

時間は朝の9時。


私が到着すると、義父はエアコンのつけていないリビングに来て座りました。

私は家事を開始しながら、


お母さんお父さん、せっかく和室エアコンついてるんだから、和室におってくれたらいいですよー


と声かけ。

すると


おじいちゃんあ、もうエアコン消して


ガーン

今から暑くなるやん


お母さんいや、お父さん、今から暑くなるから‥アセアセ


おじいちゃんいやいや、大丈夫やからバイバイ



何が大丈夫なのか?ガーン


まぁ、まだ朝の9時だし、どうしてもエアコンがいるというほどではないので、エアコン消しました。仕方なく。


でもそこから私が帰る夕方4時まで、家中のエアコンが稼働されることはありませんでした。義実家のエアコン、1階3部屋中2部屋、2階2部屋中1部屋にエアコンあり。

(しかも昨年全部新しいものを取り付け)


地名は伏せますが、義父の家は近畿地方の盆地にあたる


あっつい(暑い)とこですわびっくりマーク



お昼過ぎ、汗だくでお昼ご飯の後片付けをしながら、ふと温度計をみたら

34.7度ポーン

お父さんは扇風機の前で風に当たって

水つけたら冷たくなるタオルを首にかけてました。

まぁ命の危険は回避?


いやいや、私は風も当たらんところで、なんなら火までつけてずっと家事しとるねん💦命の危険と背中合わせやわ滝汗


実の親なら「ちょーエアコンつけるで!」と言うとか、もしくは勝手につけるけど、

行った途端エアコン消すように言われて、どのタイミングでエアコンを申し出て良いのかもわからない。


連日の暑さの中、地球温暖化問題もそっちのけでエアコンを使えと叫ばれているのに、高齢者が住む現場の実態はゲッソリ

時々高齢者が熱中症で倒れているけど、こういうことなんでしょうか


エアコンは贅沢

昭和世代の常識は、なかなか手強い

私も昭和世代だから

エアコンつけないことに同意と思われてたんだろうな。

確かに子供達が部屋の電気をつけるようにエアコンのスイッチを押す感覚、私にはないけどね。


その日、私が帰る4時過ぎにはお客さんが来られることになっていたので、


お母さんお父さん、◯◯さんきはるなら、エアコンつけたほうがいいんちゃう?


帰り間際にやっとエアコン問題に触れると


おじいちゃんうん、もうちょっとしたら、つけるわ



つけるんかーいゲッソリ他人が来る時は


他人様に頻繁に来訪していただかないとエアコン問題解決しないかも💦



帰ってダンナにお父さんにエアコンつけるように強く言ってもらおうと


お母さんお父さん、エアコン全然つけへんねんけどさー


と言いかけると


お父さん風が通るからちゃうかー


やって。

あそこで家事やってみいや。

そんな多少の風でなんとかなる問題とちがうわピリピリ

私を労うこともなく、親を心配することもせず。もうええわ。知らん。


お父さんには帰ってから、


暑い時はエアコンも使いながら水分補給して下さいねーニコニコ


と電話しました。

こんな簡単な言葉が現場では言えず。私、もしや熱中症にかかってたのかしらもやもや



上司にご馳走していただいた和のデザートとカフェラテウインク