実家で加入している建物更生共済が満期を迎えるということで、担当の方から連絡をいただき、更新することになりました。

家と家財が火災、自然災害で保障されるので、空き家になっている実家でも継続したい保障でしたのでニコニコ

 

空き家だと対象にはならない場合もあるようですが、自宅は今でも母の住所としており、実家には毎週私が通って空気の入れ替えや郵便物のチェックを行っていることなど伝えると、普段そこで生活していなくとも更新は可能であるとのことでした。

 

ただ〜し!

更新は母本人が担当者と対面でおこなわなければならない

とのこと滝汗

 

 

母が認知症であることを担当者には伝えていません。

本当は伝えるべきなんでしょうがショボーン

できれば担当者さんと母を会わせたくはない驚き

 

母が不在のままで更新する方法があるかもしれないと思い、

 

母は今入院してまして‥と嘘ついてみると

どこの病院ですか?こちらから手続きに参ります!

と言って下さる担当者さん。

 

共済は他にも加入しており、どうしても母が認知症だとは申告したくないし、バレたくない。後見人を立てろとか言われそうでイヤ

もちろん認知症専門のグループホームになんて連れて行けるわけがない。

なので、

 

母を一旦自宅に連れ帰りますので、自宅で手続きでよろしいでしょうか?

と申し出て、自宅で更新手続きをすることになりました。

そして気になることを聞いてみる。

 

書類をたくさん書かないといけなかったりしますか?もう母はちょっと筆圧が‥(とごまかそうと試みる)

 

すると担当の方は、

いえ、2か所ほどお名前を書いていただくだけです~

 

とのこと。

担当者さんが来られるまで、何度も名前を書かせてみる。

他の文字はけっこう怪しくなってきた母だけど、自分の名前だけは少し震えながらもしっかり書けるみたい。

良かった爆  笑

 

そして担当者来訪

いろいろな説明の時はあえて母を表に出さず、私が代わりに聞くというスタイルで進め、

いざ署名!という時に母を登場させました。

(この日は母を奥の部屋でスタンバイさせるために妹にも協力依頼)

 

でボールペンを出すと、担当者さんが出してきたのは

タブレット!!

 

そうでした。今の時代、そうでした。

母がこのタブレットにおかしな反応をしないかと少々焦りましたが

私に「〇〇〇子でええの?」「〇〇〇子でええの?」と自分の名前を何度も念入りに私に確認し←こっちの方がよっぽど怪しい

無事に署名することができました。

 

そして、タブレットのことを

おばあちゃん最新式ですね笑

と笑顔で返し、ついでに

おばあちゃんわざわざお越しいただいて~。お世話になります~照れ

と担当者さんに労いの言葉までかけてみせました。

 

え?どうしたん?!アセアセ

もしかして、本番に強いタイプ?びっくり

 

もちろん、ボロを出すかもしれないので、署名が終わったらさっさと奥の部屋へ引っ込んでもらいました。

戻るや否や、父の仏前のお菓子を手に取って美味しそうに食べていたみたいだけど。


母が奥へ引っ込むと、担当者さんは私にも署名や住所の記入をするようにおっしゃいました。

一定の年齢以上の高齢者の契約や更新には家族が付き添い署名することになっているんだそう。

なるほどねー、認知症と診断されてなくても限りなくグレーの場合もあるし、向こうも念には念をというわけなのかも。

 

というわけでなんとか無事に更新手続きを済ませることができました。

次は2年後が更新日。

一昨年の今頃はすでに認知症の兆しがあった母が、一度目の更新をし、今年が二度目の更新。

もう一度母は更新ができるだろうかショボーン

 

1年ごとに変わっていく母が二年後の春にはどうなっているのか。

元気でいてほしいと祈るしかできないけど。とりあえず自分の名前くらいは時々書かせておかなければ。