施設の訪問医(内科)に、職員さんが母の不穏や暴言を報告され、その対処として精神科への紹介状を出されたのは9月の初めでした。


そこで処方された精神科の薬を飲み始めてすぐに母は「衰弱」しました。目つきと歩き方が別人のようになり、会話が全く成り立たなくなったのです。

ただその症状の全てが精神科の薬のせいだという証拠はなく、日にちが経つと、その衰弱の程度が少しマシになり、薬はやはり飲んだ方がいいということで薬の処方はそのまま続き、母が以前より弱った状態はずっと続いていたのです。


母のこの状態は

薬とは関係なく

母の認知症が進行しているのであって

薬のおかげで

弱っているとしても穏やかな生活を送れている


そう思うしかない日々。

母に会うたびに仕方ないと自分に言い聞かせながら

精神科通院も3ヶ月になろうかという頃。


施設長さんが、

近所の診療所の先生で

認知症の対応を含めて訪問診療してくれる先生がいらっしゃるんです。

(これまでの施設の訪問医とは別の先生)

◯◯さん(母)は最近落ち着かれてますし、その先生が今の(精神科の)薬を処方してくれるようなら、今の精神科の通院をやめて、その先生に来てもらおうと思うのですがいかがですか?


とおっしゃいました。


精神科の薬を飲まされるのなら、先生が誰になっても一緒だと思いましたが、

たとえ診療代が多少高くなったとしても、病院に行くリスクを考えると、

感染や待ち時間の心配がないだけでもメリットはあると思い、訪問診療医への移行を決めたのです。



昨年末に母と行ったファミレスで食べたパフェニコニコ