来年中学3年になる息子くんの受験に向けた勉強の説明会が1月中頃、通っている中学校でありました。
発達障がいと学習障がいを持った息子くん、本当に高校に行けるのか、合格したところで卒業できるのか親が不安でいっぱいです。
1週間に1日は頭痛い〜、と早退するか保健室で数時間休むことが続いていたのですが、ここ数ヶ月は頭痛が出るもののなんとか授業が受けられているとのこと。
1年生の頃から、中学校では高校に向けた準備が必要だと事あるごとに話をして、同じく支援級の中学3年生の先輩への話をする時にも同席して先の見通しができるようにしてくださった先生方のおかげで、ここ最近自覚が芽生えてきた様子。
頭痛くても頑張らなあかん!と頑張っているようです。
2月からは受験に向けたドリル学習が始まり、毎日範囲が決められたドリルを行い、毎週小範囲テスト&毎月範囲テストが実施されるとのこと。
生徒によってレベルも違うので、ドリルが基礎と応用選べるようになっていました。
各教科の中でも凸凹が激しく、中間・期末テストでも波が激しい息子くん。
基礎ドリルを選択し、学校が決めた通りにドリルをやって高校に合格できるように頑張ると宣言。
不安いっぱいで説明会に挑んだわたしは、その発言にびっくり
どうやら、プログラミングを学ぶために行きたい大学があるようで、そのためには嫌でも勉強をしなあかんのや!と。
プログラミングに興味を持ち出した小学5年生の頃からオンラインでのプログラミング教室を習い始め、プログラミングの先生から色々教えて貰ったり、中学校でも先生から将来の話を色々聞いたりしていたことが良かったみたいです
3年生になったら、高校や高専の体験に行ってみたいと言い始め、わたしは嬉し過ぎて泣きそうに
毎度長期休暇の宿題が自分で計画を立てて終わらせるということができなかったので、一緒に計画を立てて計画通りに進めて宿題を提出することが少しずつ少しずつできるようになってきて、この冬休みには計画から全部1人でできた
もちろんその計画と日々の進み具合のチェックはわたしか主人がしていたのですが。。。
夏休みには1人で立てられなかった計画が、1人でちゃんと計画表を作れて、感激
そんなわたしを見て、娘は良かったやんと。
少し前までなら、お兄ちゃんは当たり前のことをやっただけで褒めてもらえるのに、わたしは全然褒められない
と言っていた娘っこもお兄ちゃんの障がいのことが理解出来てきて、わたしに共感をしてくれた
わたしが、股関節痛い〜、と泣き言言っている日には、ママの身体はポンコツやからなと言いながら、洗い物や掃除、洗濯をしてくれるのだけど、息子くんは相変わらず部屋に篭りっぱなし。
こちらも前なら、お兄ちゃんは何もしないのに怒られないしズルいと怒っていたのに最近はそれもない。
そして、先日息子くんが「来週、友だちと遊ぶ約束したから行ってもいい」と聞いてきた。
それを聞いて、わたしより先に娘っこが「どうしたん!お兄ちゃんが家から出て遊びにいくなんてお祝いしなあかんで
」と。
『それ、今、ママが言おうとした言葉 』と思わずわたし。
息子くんは「僕にだって友だち居るもん。バカにしてるんか」と照れ笑い。
今まで14年、友だちと遊ぶ約束をして外出するなんてことがなかったので、遊びたいと思える友だちが出来たことに娘と2人で感激🤩。
友だちと外出しようと思えるようになった息子くんにも、わたしの嬉しさを共感してくれる娘っこにもとても嬉しくなりました。
お兄ちゃんとの扱い?の違いに泣いて訴えてきていた娘っこもホントに最近はそんなこともなくなってきていて、またいつ爆発して泣くだろうか…と心配していたけど、どうやら障がいのことを色んな意味?で理解したようで、色々兄のサポートもしてくれている。
2階に上がれなくなったわたしに変わって時々息子くんの部屋を覗いて、掃除を促したり掃除をしたり提出物の出し忘れがないか確認してくれと甲斐甲斐しくお世話をしてくれています。
そして、兄のはずの息子くんは素直に言うことを聞いているじゃありませんか
息子も娘も凄まじく成長してくれていて、本当にありがたい
わたし自身ここ数年病気続きで出来ないことが色々あり、もどかしい気持ちになることが山のようにあるけど、親がポンコツで子どもが成長してくれるのならそれも悪くないと思えるようになってきました。
と言っても、コレに甘えていてはいけないよな、、、と思いつつ、やっぱり娘っこに甘えている自分が居ます。
娘っこには明日、ちゃんと感謝の気持ちを伝えようと思ったけど、気恥ずかしくて言葉に出来ないような気もするのでここで宣言しておきます。
明日、絶対感謝の気持ちを伝えるぞ