高次神経機能障害の本を読んでいます | 内藤接骨院 院長の日記

高次神経機能障害の本を読んでいます

友達の精神科医に紹介された本、”高次神経機能障害の臨床はここまで変わった” を購入して読み始めている・・・。

解剖学もそうだが、どうも専門用語が統一されていないことも多く、同じものをいっているのかまったく違うものなのかよくわからないようなことも多く、・・・・

医学の進歩に伴って、従来のカテゴライズだけでは分類しきれなかったり説明しきれない項目が増え、以前のカテゴリーと異なってきたり、そもそもの概念が変わったりしていて大変だ!


学問は仕訳をして分類し、整理して考えることが主な役目なのかもしれない。

ただ、その分類にこだわりすぎると、本質が時としてみにくくなり、逆に分類から逸脱した考えやものの見方ができなくなったりすることもある・・・。


脳の機能がCT,MRIなどによってその全容解明に大きく前進したのは事実だ

だが、いまだにすべて解明されたわけでもない・・・。


ITの技術によってこれらが解明してきたことも関与してくるが、そのITの考え方を活用して脳神経の障害についての記載が面白い!


まずはインプットのところから・・・・

主にICTにて動画処理を行っている方にはなじみの言葉がでてくる・・・。

decoding(複合化)と encoding(暗号化) だ・・・・

文章などを暗号化するさいにもこれらはでてくる!

言い換えると、記号化されたものを理解できる形に変換する作業と、ものを記号化する作業とでもいえばよいのだろう・・・。


そしてその過程のどこでエラーが生じるか・・・。

によって失語症、失認症などのレベルが変わってくる。


これはプログラムバグの検出にあたるのだろう!


そしてその検出過程は、CLASSであったり、その中の関数であったり、となにか構造化プログラミングのようなものをたどる感じである!


さて、この本に記載されている諸症状の単独症状に自分もいくつか該当することもあるが、よく読めばそれらが複合的に出現し6ヶ月以上継続的に出現する・・・などが記載されており、・・・まだ自分は大丈夫か? と、安堵する!


よくTVでこれらの医療知識が報じられると翌日「先生・・・私は昨日きいた***という病気だとわかりました!」という方がいらっしゃるが、最後の鑑別でもっとも重要な事項が抜けている!


思い込みの過程などもこのように読み解くことができるかもしれない!


そんなことを思いながら本を読んでいるが、スペイン語の単語を覚えたりするときのことなどを思うと、記憶パターンがわかって面白い!

自分の場合、記号化されたものはイニシャライズされていて、その単語の初めの発音部分であるアルファベットから記憶を引き出す・・。

おそらくほかの多くの方もそうなのかもしれない。

ものでカテゴライズして覚えることもあるが、その引き出しのなかから最初の記号を音にして黙読して音をためし、その音から関連されるものを引き出して音節をたどり、長い単語は区切って前方部分から覚えるし、思い出すことが多い。


時々以前覚えた単語を忘れるが、関連用語を思い出してゆきやはり頭の音を探してゆくと、次の音がペアで蘇り、次の音がまた蘇る。

そしてしばらくすると、忘れた単語を呼び出していうことができる!


おそらく、年齢とともにこの記憶の呼び出し過程が遅延し、いずれ遷延していくようになるのではないだろうか?

ただいったん忘れてしまった単語ももう一度聞いたり調べたりすると再認識されて記憶にとどまりやすくなる。ここらはまだ可能なようだ!


記憶の再生がなされず、初めて見た!聞いた! ということになると、記憶がクリアされてしまったか、あるいは記憶の呼び出しファンクションが壊れてしまったか・・・ということだろう。


脳細胞の再生が行われるようになるのも夢ではなくなってきている!

その前にエラーを起こした部分、つまり脳の細胞が萎縮したり壊れた場所に代わってCPUが脳内に埋め込まれこれらを処理したり・・・そのゆな技術が先に出現するのかもしれない。


これら高次脳・神経機能障害などによって生じたヒューマンエラーをいま、自動車業界ではなくすような試みも行われている!

安全運転支援システムがそれだが、2020年には自動運転支援システムが搭載されることになるという!

すでにトヨタはレクサスにベンツS500に日産も独自に作られている。またスバルではEyeSight3によって安全運転支援が他社より先行してきたようだ!


アクセルとブレーキの踏み間違え、前進と後退のギアの入れ間違え、高速道路などの逆走・・・。


これらのエラーに対して、各種制御が行われるようになってきた!

アクティブレーンコントロール、全車速追随オートクルーズコントロール、追突防止装置などなど・・・


今後想定される高齢化社会に対し、デバイスを改善することによるエラー防止が行われだしている。

人自身が自らエラーを防止することができるような細胞の再生、CPUの埋め込みによるコントロールなどが夢ではなくなるかもしれません。


ただ、痴呆はなぜ起こるのか・・・など、メカニズム的な問題と、スピリチュアリティな問題の双方からのアプローチも必要になるだろう・・・・。