景気浮上せず・・・。
やはり、中小企業、製造業によって景況感は上昇していないと日銀短観でも発表が行われた!
消費税増税後の景気が想定以上に回復せず、急激な円安によって先に述べた企業には痛手となっている!
昨日、円は1ドル110円台を一時つけた!
おそらく円売りドル買いの傾向は今後も続くのだろう・・・。
円安になり輸出好調となり、東京ではオリンピック開催が決定したことで、建築ラッシュとなってきだしているが・・・・
不景気でどこも人を解雇してしまったことなどから、人手不足になってしまって働き手がいない!
しかも、製造業、中小企業は円安のために燃料代、材料代は高騰! その上に消費税分の価格転嫁が実際には行えない状況にあるところが多い!
アンケートなどでは価格転嫁に問題がない! といわざるを得ない状況が静かな圧力として生じている!
したがって、その統計を鵜呑みにすることはできない!!!
すき屋は人件費を上げても人が集まらず、結局1200店舗で深夜営業をやめる! ということにしたそうだ!
仮に人を使って製造業、土建業をなんとか行ったとしても、燃料代の高等、消費税の価格転嫁ができない・・・
材料費の高騰などで、休まず、しかも土建業の場合などは宿泊代を浮かせながらなんとか仕事を続けるようなことになってしまっている!
庶民の財布の紐も日々固くなってしまっている!
これで消費税10%にして大丈夫なものなのだろうか・・・?
一方で、年功序列の中で企業の社員給与が算定されてきた日本だが、日立が年功序列ではなく、個々の社員の業績などから給与算定する方式にしたことをうけたのか、政府もそれを推奨する方向に動き出した・・・。
これは、少子高齢化によって若者は年金の掛金をうま回る収入を将来年金で給付されることはなく、将来不安からやる気を失い、結婚し、子供を育てる意欲がなくなることを改善するために、給与を実力主義の利益分配方式に変えるということで対応しようとするものだ・・・。
が、これも問題がないわけではない!
- 誰がこの評価を行うか?
- 派遣社員が男性21%・女性58%は非正規という2013年の統計となっており、今後派遣社員数を増加させる方向に政府が舵を取っている!
- 組織なので、結果としていままでとさして変わらぬ給与体系となり、このシステムが形骸化するのではないだろうか?
- 将来不安が払拭されなければ、独身貴族が増え結果として少子化の歯止めにはならないのではないだろうか?
終身雇用制度は崩壊しているし、わかものの勤労意欲も下がってしまっている!
将来設計の描けなくなった多くの国民が多くなってきているなかで、高負担低福祉になりつつある!
福祉が充実しているのであれば、別に高負担でもかまわない!
格差是正し多くの人が平等に暮らせるようにしてゆかなければ若者の勤労意欲、そして年金の滞納率がますます上昇してしまう!
高齢者の年金滞納も増加しだしたという・・・。
その年金・・・・政府は株運用で不足分を補うような方向性を考えているが・・・・
この大博打! 成功すればいいが・・・・。
起爆剤はなんになるのか?
正規雇用が難しいと知って若者、リストラされた方々などはどんどん自営業になろうとしている!
そしてその割合が年々増えているという!!
床屋、歯科医、接骨院、整体、美容院、クリーニング店、ラーメン屋、コンビニ・・・・
新しい店舗ができると、大抵はこれらが入る場合が多い!
タクシーも規制緩和によって大幅にその数が増加し、一時問題になった!!
小売業は大規模店舗の進出によって打撃を受け、街のアーケード店などはすでにシャッター通りと姿を変えている!
派遣社員を増やして自由契約をさせ、やる気のある人に給料を支払う方式を採用してゆくという考えがあるようだが・・・・
派遣社員の契約は、基本的には3ヶ月更新!
いらなくなったらいつでも首にされてしまう不安定さがあるため、収入が安定しているとはいいがたい!
逆にやる気があって頭角を発揮できるような人材であれば、人生の逆転チャンスがあるのだが・・・。
アメリカ方式とでもいうかのようなこの手法!
結局は格差が広がり、個人主義が増えて行くのではないだろうか?
やるきがあって、成果をだせればよいが、すべての人がそうはいかない!!
最初はうまくいっても続かない場合もでてくる!
溢れた人が個人事業主となって潰しあい、食い合いを行えば、街が荒廃してゆく・・・・。
規制と規制緩和!
高度経済成長期の日本では「専売」というものに守られた業種もあり、それに付随する商店が盛んになって個々の人々とのつながりができていた!
そしてそれは人々のつながりの場であり、見守りの役目をしていた!
「へい・・・いらっしゃい!」「今日はなんにしやすか?」 「お久しぶりです!このところお見えにならなかったけど、お元気でしたか? で今日はなんにしますか?」
食べるもの、飲むもの、それらを注文取りの場合もあれば商店街への買出しなどでその店主が顧客の購入量、趣向品などもわかり、その変化で生活状況の変化などを把握し、見守りの役目を果たしていたということだ・・・。
終身雇用制! ほとんどの人が企業に就職した時代! 終身雇用制で安心した老後!
ここらに日本の景気をささえてきたのかもしれない! 個人商店などが乱立せずに、それぞれの縄張りのなかでいきいきとした住民とのやりとりのなかで日本文化が育まれてきた!
わが業界も個人経営がほとんど!そしてここ10年ほどで店舗数は6倍程度まで膨れ上がった!
同じパイを分かてなんとかうまくいっていた以前とは話が違う!
勝てばなにをしてもいい!
というサバイバルが個人店に横行してきている!!
大企業は日本の1%程度にしかすぎない!
中小企業も人手不足、利益がでにくい構造が続く・・・・。
景気浮上のまでに淘汰の時代がさきにきてしまう!!