中医協、支払い側 VS 診療側 の対立
中医協(中央社会保険医療協議会)は、医療の値段をきめるところ!
が、メンバーの支払い側である健康保険連合会の委員と診療側である病院や医院の医師の委員の意見がまとまらず、決裂した。
医療崩壊を是正すべく、医療費値上げを訴える診療側と、不景気で赤字をかかえる健保連の双方の意見が合うわけがない!
まかないきれなくなった保険代金をどうするか・・・
医療機関に我慢しろといっても、それも無理な話になってきている。
そもそも日本は世界的にみて、医療費のGDPに対する割合が先進国でかなり低い位置にいることは周知の事実である。
2007年では、世界で21位!
この水準であるにもかかわらず、日本は世界最高峰のレベル医療が行われている。
また、その結果として世界1の長寿国として日本が認識されているわけである。
が、医療現場を描いた昨今のTVドラマ、ギネや救急医を診てもお分かりのとおり、医療現場は疲弊し、医局の人間がいなくなり、病院は少ない人数で多くの患者を診る事になる。 不眠不休が当たり前、そのなかで医師や医療従事者たちは一つのミスも許されず、医療従事者の自殺も増加してきている。
人命を預かるといった大きな責任と体力の限界のなかで厳しい労働を強いられていながら、もらえる賃金はその対価としてはさほど多くはない!
現在の日本の医療は、多くの医療従事者の生活の犠牲の上に成り立っている
といって過言ではない!
健保連も、きょうかい健保に一本化し、国からの補助金を受けながら保険業務を取り扱うようにすべき時代になってきたようにも思う。
大変だから診療報酬の値上げに反対というのでは医療崩壊をすすめてよいといっているのとかわならい。
健保連は、独自運営をやめて、きょうかい健保に加入しなおすなど、新たな道を模索すべきときではないのだろうか?
保険制度は公的なものとして集約してゆかないかぎり、医療崩壊の改善はおこなわれてこないだろう!