あちこち飽和状態!
女優の大原麗子さんがなくなった・・・。
ギランバレー症候群であったという。この病気、体のあちこちの筋肉を支配する運動神経が侵され、結果として筋肉が動かなくなってしまうものだ。
膠原病だとされているが、細部にわたる病態の解明はなされていない!
世の中、このようにまだ解明されていない病気が多く存在しているなかで、医師不足、医療崩壊が叫ばれているが、一方で、医療関連ですでに飽和状態になってしまっているものもある!
わが柔道整復師業界もその一つだが、他にも歯科がある!
不景気を反映してか、開業権を持つ、この資格に人気がでたわけだが、落とし穴のほうが多くなってきた!
歯科医師も飽和状態になり、首都圏で開業する歯科医は、テナント代金、歯科医に必要な専用椅子などの機器代金、歯科助手の雇用代金なども含めれば、採算割れ必須になっているという!
しかも、飽和状態になれば、一件あたりの患者数は、その近辺の歯科医院件数に応じて低くなってゆく!
わが業界も同じである!
養成校が乱立し、2000年まえまで全国で16校だったものが、いまでは100校を越す!
この少子化の社会、当然定員割れを起こすことになる。
そして仮に受験して医療系の養成校の常である多額の学費を払い、国家試験に望むわけだが、各養成校が入学を簡単にしたぶん、当然国家試験には今以上に高いハードルが設けられ、合格率は60%程度になるものと想定されている。
そして、無事合格し、開業しても飽和状態のど真ん中で開業をすれば、また多額の借金をして機器をそろえ、テナントを仮り、人を雇ったら多くの場合首都圏では生活できる水準ではなくなる・・・。
諸悪の根源は、儲け優先の養成校だ!
いま、接骨院らしい仕事がほとんどなくなってきてしまった上に、開業しても採算割れを起こすことがほとんどになってきている事実がある!
日曜も仕事をしているところが増えているが、厚生労働省が日曜、祝日に医療機関にかかる人たちの統計データを出していたが、ここ数年で半分ほどまでに減少してきている!
一方、医療崩壊をなんとかするために、医学部の定員が増加された!
が・・・よく考えてみると、医学部への入学者は今、女性が40%にまでなってきているという!
そして、過労や結婚、育児などに追われて職を離れる女性医師が多くなっている!
となると、定員を少し増やしてものちのちやめてしまう可能性が高い人たちが医師になり、そのための施策、たとえば院内保育園や女性医師の完全ワークシェアリング、そして医療事故における医師の起訴免除などの立法案が欠落しているのに、必要な医師数が厚労省の思惑通り増えてくるとは思えない!
また、医師数を増やすだけでは、診療科の偏在は解消されず、結果としてある科(直接生死にかかわらない科)が飽和状態になってしまうことが明白である!
飽和状態になれば、医師とて医業で生計を立ててゆくことが難しくなる!
ドイツのように医師の定年制を設けて、あとは医師年金など、現役時代と同程度の収入になるような年金制度の確立なども必要になってくるのではないだろうか?
iPS研究が進み、虫歯などで失った歯も、再生できるようになってきているという!
医療のIT化がすすめば、症状、血液検査結果、血圧、その他の項目も自動化してしまい、診断から処方まですべてこなせるようになる可能性が大きい。
となれば・・・・
医師は過剰になってしまう。
いま、イタリアでは、医師過剰となり、研修先の見つからない医師の卵がタクシー運転手をやって生計をたてている・・。
わが業界も含めて、医療種では、その偏在から一方で不足、他方で飽和状態となってきている。
飽和状態に飛び込んでも、生計が成り立つ保障がかぎりなく少ない!
志ある若い人は、だれもやりたがらないものを行ってゆく勇気をもってほしい!
首都圏で今、本物の柔道整復師をめざしたいのなら、結婚も普通の生活もあきらめて、借金だけの生活を覚悟の上でそれを行うか、それになること自体をあきらめるしかない状況になっている。