足利事件のDNA判定がもたらしたもの
90年に栃木の足利にて生じた女児殺害事件。
犯人として逮捕された菅家さんは、当時としては証拠物件の最高判断材料とされたDNA鑑定で有罪となり、17年間も拘留されていたが、03年以降採用されている最新のDNA再鑑定で証拠とされていた女児の服に付着していた体液の持ち主とは別人と判明し、昨日釈放された!
当時のDNA鑑定は、89年に採用されたMCT118とよばれるm、おので、千人に1.2人の特定率にて個人を特定していた。
しかし、その後、最新のDNA鑑定が03年に採用され、仰天ニュースなどでも報じられているように、アメリカでもDNAの再鑑定が行われだしており、08までに行われた再鑑定ではアメリカで237人が再審無罪になっているという!
また、今回の事件では、当初の鑑定でも、別な人間(帝京大 石山 法医学教授)が鑑定した際に、当人と違うDNAであったという事実を突きつけているが、裁判では、証拠の材料が使い切ってしまってなかったのではないかということで、却下されていたという!
その後に改良されたDNA検定で、6万人に1人を確定できるようになっていったが、現在では、4兆に1人を特定できる制度をもっているといわれている。
問題は、確立だ!
実証されているわけではないので、4兆という数字は、あくまでも机上の数字から算出された確立に過ぎないが、いま、データベース化が進んできているという!
犯罪の手がかりとしてのDNA検査、そしてそのためのデータベース化というものを義務化するというのもどうかとおもわれるが、SFの世界では、全人類のDNAがデータベース化されて、個人認識をされた管理社会が描かれているものが多くなってきている!
管理される社会になることの不安と恐ろしさ、自由ではあるが、犯罪が多発する不安と恐ろしさ・・・・
どちらもあまりありがたくない物語としてSFになりやすいのだろうが、裁判員制度のことも考えれば、より正確で科学的な捜査は必要不可欠であることは間違いないことだろう!
他の鑑定で違う判定がでるなど、正確に確定できないものを無理やり
確定されたとした捜査では、科学的とはいうことができない!