仙台から初めて木場スタジオにレッスンに見えた生徒さんは、私に30数年も習っているそうです?え?思わずあなたいくつ?なんて聞いてしまいました。
こんなに習っても、まだまだ一杯習いたい事あります、、なって言ってくれまして嬉しいですね。
こういわれると張り切りますよね。2時間半もレッスンやってしまいました。肉体はいくつになっても新しい事を受け入れてくれます。
立っている場所で、3角形、線、円等を体につくり、まるでその中に意識と全身が入り込んでしまうように集中していきます、、。すると、いい気持ちになってきて、暑くなって、空っぽになっていく感覚が生じてきます。ここでイの母音で唇を薄く開けて息吐き、息吸うを始めますと、何もない感覚が生じます。今度はここで、意識を呼び戻しながらボカリーズをさんざんやるのです。声帯の振動も体の振動も凄くなります。ああ~天国~すると言語が自然に美しく生まれ、声など出していない感覚で見事にでるのです。
私のレッスンで肉体の事をあれこれやるのは、身体訓練のみ。。声に関して首から上については、言葉で誘導するのみなんです。しかし、これはわたしにとって、相手を探る、見つける、気が付く、貴重なじかんなんです。面白くて止められなくなるのです。
なぜなら、そうなっていく~からです。
実は、こんなレッスンの状態を言葉にするのは、大変難しいのです。感覚、感性が先だから、、、、、、そして、なぜこうなるかは、ここからお話しするのです。そしてレッスンが終わると
意識も肉体もすっきりしているのです。