私の大学生時代はマルクスや毛沢東で凝り固まっていた。
資本論第1巻を書き上げていたころのマルクスは、資本主義で生産を上げ、その自己矛盾の極限で社会主義・共産社会へ必然的に移行すると豪語☆
今となってその主張は時代遅れとされていたがじつは、晩年のマルクスは14年にわたりエコロジーとロシアなどの村落共同体(ミール)を研究し続け、理論的大転換を図っていたため、資本論も完成できなかったことが判明!
それは「共同体社会の定常性こそが、植民地支配への抵抗力となり得、さらには資本の力を打ち破って、コミュニズムを打ち立てることさえも可能にする★と、晩年のマルクスは(書簡など通じて)主張するようになった。
このような共同体社会が持つポテンシャルの認識を可能にしたのが、エコロジー研究で、自然を略奪する経済成長でなく、定常的で持続可能な共助社会こそが平等社会に繋がることを、死ぬ2年前に結論付けたと💚
振り返って、過激な学生時代の自分も、どこか今の活動に繋がってるんだと感慨深く思える今日この頃です。
『人新世の資本論』斎藤幸平著より所感
