「保守」とは、 旧来の風習・伝統・考え方などを重んじて守っていこうとする考えで、日本の保守は総じて、議会制民主主義を尊重し革命やテロに反対する。
(「右翼」は議会制にも反対する独裁志向)
「リベラル」とは人権・寛容・正義を基礎とした自由主義☆保守政治家の中にもリベラリストは多い。
ちなみに「左翼」とは貧困層の立場に立ち、より平等な社会を目指すための社会変革を支持する思想で、社会・共産主義的 、進歩主義、急進的な自由主義、無政府主義傾向などがあり、リベラルとは大きく違う。
アメリカ合衆国建国時の流れで言うと、(当時保守の)イギリスから逃れてきたピューリタンたちはみなリベラルだった。
ところが西部開拓で土地を開墾し、地主になった彼らは勝ち組を形成し保守(→共和党)に変質した。その後も移民流入は増え続け(←今も)土地をもたない貧困層は民主党を形成・支持し、そのリベラル自体の概念も変質していった。つまり福祉国家を通じて所得の配分を要求(→国家社会主義へ)
このように俯瞰してみてくると、中世封建社会が自由・平等・友愛を掲げたフランス革命によって終焉したが、その担い手はリベラル中産階級(ブルジョアジー)だった。
その後チャップリンの映画にあったように、資本主義の発達とともに、勤労者の人権が阻害され、格差は広がり、フランス革命やアメリカ建国の理念は失われた。
いまの北欧はリベラル思考が豊富に実現された地域で、日本の高度成長期も曲りなりに中産階級が厚く、長くは続かなかったけれど幸せ度の高かった時代でした。ただ発展途上国を搾取・犠牲にしたうえでの先進国仲間入りだった視点は忘れてはならない。
いまSDGs(持続可能な開発目標)が叫ばれてる本質的背景がざっくり見えてきますね💚