9/7 追記
いつもお世話になっている、大好きなたまこのラクガキ、カキカキ。のたまこ様より素敵なイラストをいただいて来ました。たまこさま~ありがとうございます☆
(o・ω・op【GET!】q



おはようございます。

先日入社させていただいた、popipi様が社長を務める、ポーピーピー缶コーヒー販売所♪


~無断転用禁止デスよ~

こちらの会社、これまた私がいつも楽しく読ませていただいているロックロック様の♪カミングアウト特集♪から派生しているものです。


昨日、初めての限定記事にて書かせて頂いた【いちごミルク】の撮影前です。

コチラのシリーズ、BがLってる要素が入っておりますので、苦手な方は避難ください。


ps.昨日メッセージくださった某様。通常仕様に戻るはずが、また出来ちゃいました(´ㅂ`;)








~~いちごミルクのむこうがわ~~
いちごミルク撮影前。




「へぇ……。今回はこんなコトになってるんだぁ」

「……………」


新しい特典ムービーの資料を渡された二人の反応は、対象的だった。

一方は、渡された資料を握りしめて、平静を装ってはいるが顔色の青さと握りしめた手が小刻みに震えているのを隠しきれていない。
もう一方は、早速資料を見ながら立ち位置や動きを確認。心なしか楽しそうに、どうやって芝居の流れを進めるかシュミレーションしている。


「社さん……」

「…うん?」

「事務所からNG出ないんですか…?」

「…………うん」


このシリーズの撮影が始まってから、俺の担当俳優である敦賀蓮の疲労の蓄積具合は相当なものだ。

普段なら蓮の想い人である少女に、食事の世話や話し相手をしてもらいながらメンタルケアを行うのだが……。
その唯一の癒やしアイテムであるキョーコちゃんが、実はこのシリーズの大ファンであり、続編に期待で胸を膨らませているのだから救われない。


「で、でもっ、役得な所もあるぞっ?
ほらっ、キョーコちゃんにネクタイを直してもらうシーン!
まるで新妻のようだって書いてあるくらいだから、ラブラブな雰囲気を出せるんじゃないか!?」

「…………」

あっ、無表情になった。
嬉しいんだ。
さっきまでの蓮を包んでいたドス黒いオーラか少し薄まってきた。
内心でほっと胸を撫で下ろしていると、監督と動きの確認をしていた貴島が戻ってきた。


「敦賀くん、上半身だけで手元は映さないから表情で演技してって。
ちょっと擽ったりとかした方がいい?」

「いや大丈夫」

「え~、そう?」

貴島?なんでちょっと残念そうなんだ?

「ねぇねぇそれより敦賀くん、キスマークどうする?俺がつけてもいいけど、やっぱり京子ちゃんの方がいい?」

「!!!?」

何言ってるんだよ!?メイクさんに描いて貰えばいいだろう!?

「最上さんにつけてもらう」

「え~?あんな純情そうな乙女の京子ちゃんが、キスマークの付け方知ってるかなぁ?」

「大丈夫。知ってる」

「…へぇ~。知ってるんだぁ。
でも、京子ちゃんまだ到着してないよね?
もうすぐ撮影始まっちゃうよ?間に合わないよ?やっぱり俺が「社さん、お願いします」」

「えっええええええええ~~!!?」

だ、だからっ!メイクさんに描いて貰えよ!!



~無断転用禁止デスよ~


ううぅ……。
胃にやさしい、【特濃ミルク入りカフェオレ 】買ってこよう…。
あっでも、買うとアノ特典ムービーが…。

……胃が痛い。