私がそもそも不特定多数の人と関係を持つようになったのは
2019年10月末、とある男性と出会ったことから始まる。
あるチャットサイトで出会い、連絡先交換した彼。
連絡先交換した当日は、何だか悶々としており
そういう話題も抵抗がなかった。
連絡先交換してすぐ、わいせつな写真が送られてく来たりとか(普段は気持ち悪くて吐き気…だが、この日はまぁ対応できた)
流れのままに会話していた。
当初は会う気はなく、メッセージのやり取りを楽しんだのだが
とある日、週末の夜で何だか会ってみたくなり
子供を寝かしつけ、夫が寝たあと家を出た。
彼は車で2時間ほどのところにいる人で
真ん中くらいの場所で会おうか?ということになった。
自分はなんてことをしようとしているのか、、
罪悪感、背徳感
それと同時に好奇心もあった
なんて嫌な女だろうか。
小さな子供がいるのに…
初めての対面、いきなりスッピンだが
よく知らない相手だしちょうどいい。
ただ、警戒はしていた。
免許証などの個人情報が分かるものは車に隠して
車もどれか分からないように
道の駅の適当なところに止めて外で待った。
現れたのは、メッセージやり取りから想像するよりも普通の男性で、軽快で爽やかな印象だった
彼は32歳、既婚者子供無し
面倒なことにしたくない私にはちょうど良かった
彼の車でホテルへ向かった
慣れた様子で部屋に入る
対応は割と紳士的
優しくされることから遠ざかっており
ハンガーに上着をかけてくれるだけで「優しい、、」と思った私は相当ダメだなと思った
ソファで少し話してキスを。
知らない人とのキスは、夏に女性向け風俗へ行って以来だった。
私はそんな状況に興奮していたのだろう
もう受け入れる準備は万端なようだった
ベッドへ行き、私も色々とやってみた
知らない人だが、私のすることに反応してくれることが嬉しかった
決してイケメンな訳では無いのだが、愛しさが感じられていた
何と、尻軽な女なのだろうと
自分を軽蔑した
挿入は久しぶり過ぎて新鮮だった
あー、一線を超えてしまった…と思った
これが私の、最初の浮気である
彼はとても上手くて、久しぶりな私はなかなか満足した
生まれてから今まで1度もオーガズムは感じたことがないので、その辺は未知だが
それでも十分だった
最後は手でフィニッシュ
彼も私も眠くて、そのまま少し寝た
知らぬ相手と一緒に睡眠をとるなんて思いもせず
不思議な体験だった
そのまま朝が来るまでに家に帰り、家族とおなじ布団に入った
私の秘密の始まりである。