ロボケアセンターへ行って90分の体験をしてきました
百聞は一見にしかずで、とても面白く学びのある体験でした
試してきたのはロボットスーツHAL(正式には装着型サイボーグHAL®️)の腰タイプです。腰HAL(ハル)と呼ぶそうです
装着型サイボーグHAL®(Hybrid Assistive Limb)の働きとは…
「人の運動意思を反映した信号が脳から筋肉へ伝達された際に、皮膚表面に漏れ出てくる微弱な生体電位信号をセンサーで検出。検出した生体電位信号や姿勢などの情報を瞬時に処理し、装着者の意思に従った動作を実現するための力をHALが発生させる。」
(CYBERDYNE社のHPからの引用しました)
最初に、リハビリ台に腰かけ、装置を両太ももと腰にセットしてもらいます。そして、左側の腰あたりに3枚のセンサーを肌に直接貼りつけます。これでセット完了
座ったまま上半身を前に倒して脱力し、そこから一気に体を起こして元の腰かけスタイルに戻すという運動です。健康な方ならこんな動きは何のことはないけれど、わたしは体を前に倒すと腕の力なしでは起き上がってこれません。体幹の力がないためです
腰HALは、この起きあがろうとする脳からの信号を読みとって筋肉の動きをサポートしてくれるので、腕を使わずに体幹の力で起き上がることができます
実際のトレーニングではタイミングが合わず5回に1回くらいしかうまくいきませんでした。自分の信号が運動にうまく結びつくと、HALは「ウィン」と軽快な音を立てて体を持ち上げてくれました
今回学んだことは、微弱でも脳から動かそうという信号が出ているのだから、動かないからといって筋肉を使わないのではなく、動かなくても動かしてやることが大事だということです
諦めずに体幹を使って動かすということですね。つい腕の力に頼り、腕の筋トレばかりしているけれど、これからは意識的に体幹を使った動きを日常に取り入れてみようと思いました
HALが保険適用されて、どこでもリハビリに取り入れてもらえるといいのになあと思います。体験したのは良かったけれど、継続的にトレーニングを受けるにはあまりにも高費用になってしまうので
CYBERDYNE社のHPから引用させていただきました
モニターで自分の脳信号や動きを見ることができた
山と海とに囲まれた街海の上に空港があります
9月なのに真夏の暑さまたアイスを買ってしまった