お昼ご飯まで どうやって時間を潰そうか・・・
このまま 一人でほおっておきたくない・・・
そう思い
髭を剃ることにしました
その間も
お父ちゃんは ずっと沈黙・・・
何も言わず
表情を変えず・・・
髭剃りが終わった後
聞いてみました
私 誰か分かる?
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目も合わせてくれません
私 誰か分かる?
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どこか遠くを見てます
お父ちゃんの心はどこに行っちゃったんだろう
何を思い 何を感じているんだろう
私 誰か分かる?
・・・3回目です
もう 私は
haru
って言って欲しくて仕方が無かったのだと思います
そしたら
・・・うるさいっ!!
大きな声でした
表情は何も変わらないまま
そう言いました
その瞬間
もう 涙が溢れて仕方ありませんでした
そうか
分からなくなっちまったんだ
私の事も
私の事も
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