錦秋の森のなかを、
夢ごこちで歩いていたところ、うしろでガサガサと音がする。
何気に振り返ると大きな根っこが熊に見えて、どっきり・・

「あっ、クマ~・・じゃないか」
”幽霊の正体みたり枯れ尾花” まさにその格言どおりである。

自分の臆病さに苦笑いする暇もなく、
濡れた落ち葉にかかとが滑ってつるり!
思いっきりひっくり返って、したたかに腰をうったが、柔らかな落ち葉のうえが幸いした。

というわけで、身も心も紅葉の秋にひたった一日であった。