新居に移り6ヶ月が経ちます。
母は1月に誕生日を迎え91歳になりました。

新居での3ヶ月間は、母の妹や弟が近くに居るので遊びに来てくれたり、
こちらから訪問したりと、母の体調も良く、介護状態になって初めて公共の交通機関を利用して出かける事が出来ました。
元々、母の実家があった地域なので、ほんぶしん(宗教)のお寄り所もあり、度々集まりがあります。
お寄り所へ出かけると、古くからの知り合いも多いので、皆さん声をかけて下さり母の顔も生き生きとして、とても楽しそうに満面の笑みが見られ、とても嬉しい日々でした。

しかし、12月初旬に胃痛を訴え、食事が出来なくなり血圧が80を切り、酸素飽和度が89%に下がってしまいました。呼びかけても、目を閉じたままで、うつ伏せになり苦しそうにしています。
このまま意識が無くなってしまうのではないかと心配しました。

往診医に診て頂きましたが、心臓の音も肺の音や腸の音も異常はないので、胃薬を飲んで様子をみる様に言われました。

酸素濃度が低いので苦しいのではないかと思い、近くにあるドンキホーテで、簡易酸素ボンベを購入し、母に吸わせました。
マスクを口元にあて、酸素を出し吸わせるのですが、風を嫌がり顔を背けてしまい、3回シューシューとプッシュするのがやっとでした。

それでも、酸素飽和度が93%に上がり
効果があったので、酸素ボンベがあるだけで心強く感じました。

神様に「痛みや苦しみ、発熱がない」この幸せに毎日感謝していましたが、その日からは胃の痛みをお取りくださいと、お願いを始めました。

食事が食べられるのが当たり前と思い、感謝がなかった事、又体調が良く食欲があったので、胃に負担のかかる物でもちょっと位大丈夫と思い食べさせてしまい、母には申し訳なく、神様にも感謝が無かった事に反省しました。

そんな中でも口から水分と薬は飲んでくれたので、点滴せずに済み助かりました。
一度に飲める量が少ないので、30分毎に吸い飲みで1口〜2口、母に「有難う有難う」「水分を摂ってくれて有難う」と呟きながら飲んでもらうと、
母は目を閉じたまま「うんうん」と言ってくれてる様に頷いてくれました。

神様に「この幸せを忘れません有難うございます」と何度も感謝を繰り返し母が楽になる様にお願いしました。

翌日になると目を開けて、少し食事が摂れました。
ベットをギャッジアップして起こして食べさせますが、10分位で疲れてしまう様で、途中で目を閉じてしまいます。
それでも痛みが無い事がとても有り難かったです。

殆ど眠っていますが、食事だけは起きて少しでも食べてくれたので様子を見て居られました。


神様有難うございます。
南無甘露台南無甘露台有難うございます🙏