昔、ある所に生粋のピュアボーイが居ました

その心といったらそれはそれは透き通っていて

博多湾の海水ばりの透明度でした


その少年には彼女がいました

しかし、お互い譲らない性格からか喧嘩が絶えませんでした

悩んだ少年は太宰府天満宮で神様に祈りました

「彼女の全てを許せる広い心を下さい」

すると、神様はこう言いました

「いいでしょう。ただし、その代わりに貴方の大事なものを頂きます」

少年は答えました

「今の僕には、お金も地位も名誉も要りません。お願いします、広い心を下さい!」

神様は言いました

「では、こちらの契約書に印鑑を」

少年は即座に押印しました


その後、二人の間に喧嘩はなくなりました

広い心を持った少年はもう彼女を怒ることがなくなったのです

彼女が元カレと会おうが、携帯チェックされようが…

少年は真実の愛を手にしたと喜びました


それからしばらくして、少年は彼女と連絡をとらなくなりました

少年は、広い心の代わりに彼女に対する興味を失ったのでした

真実の愛を求め続けた少年。一体どこで間違ったのでしょうか!?


◎そもそも付き合ったことが間違い

◎太宰府天満宮は学業の神様であること

◎契約内容を確認せずに押印したこと