日本の伝統医療「腱引き」 | カラダとココロのメッセンジャー

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伝統医療とは

現代の医学が発達する以前から世界各地に伝統的に受け継がれた医学があります。

大きくは三つ

  • ユナニ医学(ギリシア医学を起源とし、アラビア文化圏・イスラーム勢力圏で発展した伝統医学。ヨーロッパでも19世紀まで行われた。)
  • アーユルヴェーダ(北インドを中心に発展した伝統医学。チベットや東南アジアの医学に影響を与えた。)
  • 中国医学(中医学。中国地域に伝わる伝統医学。漢方(和法、日本の伝統医学)、東医学(韓医学、朝鮮半島の伝統医学)などに影響を与えた。Wikipediaより参照
日本にも中国医学が多く影響されといると思いますが、日本にも独自に発達してきた医療があります。
戦国時代、武士が戦で負傷するも翌日にはまた合戦に参加していたと言われます。
その時によく使われていた医療は「活法」(かっぽう)
武士たちは道場などで武芸にはげみ、人を殺める術「殺法」を習得すると同じく
人を活かす術の「活法」も学んでいたのです。
その医術は時代と共に武術流派と共に発展し多くに人に浸透して行きました。
また修験道者、山伏、忍術、など外部との交流が不可な人たちも密かに後世に伝えていました。
 
武士の時代が終わり、明治維新以降、昭和の戦後に及び、法律により様々な文化が解体され、新しい文明を築いていく中でいろいろなものが廃れていきました。
 
現代医学が急速な発展を遂げる一方で、現代医学にはどうにもならない事象も数多く明らかになっている現代、
諸外国では古くから残されている伝統医療が活躍し、その心身の回復に利用され、重宝されています。
 
日本でも数多くの伝統医療から発展した形態の医療が流入しています。
その中でも古来日本に根付いていた医療「腱引き」(けんびき)を現代に復活させ多くの人にその有効性を実証している先生がいます。
今は「筋整流法」と名を改め、数多くのお弟子さんにその療法を伝えています。
 
その「腱引き」の巨匠「小口昭宜先生」がとても面白いお話しをしていただき機会を頂きました。
 
小口先生が「私は人の身体を物理的に見るんです」
と語ったことからこの企画が生まれました。
古くから伝わる医療を現代に復活させた人だからこそ言える考え方があると思います。
 
その名も「物理学から観る身体」
楽しみにしています。