今日は気持ちの良い天気で、本来ならGWまっただ中って感じで東京もお出かけ日和でした。
が、今年はステイホーム。
実はこの時期、10日間ほどのフランス旅を予定していましたが、もちろんキャンセルです。
ご参考に、キャンセル手続きについてメモを残したいと思います。
Air Franceで航空券を予約したのは昨年の11月。
GW前後は高くなるだろうと踏んで早々と用意していたのです。
パリに2泊、ノルマンディー地方のトゥルビルに1週間の予定でパリは1月にオンラインでホテルを、トゥルビルは2月初旬にAirbnBでアパルトマンを予約し着々と準備を進めていました。
2月半ばまでは少し楽観的に早く収まらないかなぁなんて思っていましたが、2月下旬には、ああいよいよキャンセルしなければと決心を固めたところでした。
とはいえ、キャンセルポリシーが刻々と変わりそうな状況でしたのでキャンセル手続きをいつすればよいかなと様子を伺っていました。
まず動きがあったのは、Air France。
3/25にメールが届き、予約していた5/3の復路便がキャンセルになったとの連絡が。
合わせて、書いてあったのは、
・コールセンターが混乱しているので手続きを簡素化している。
・残りのすべてのフライトを含む旅行をキャンセルしたい場合は、チケットの額に相当するバウチャーを得ることができる。
・バウチャーは1年間有効で、Air France、KLM、デルタ、Virgin Atlanticで使用可能だが譲渡は不可。
・バウチャーを使用していない場合は、1年後に返金。
そこですぐにオンラインから手続きをしてバウチャーへの引き換え手続きをしました。
メールからリンク先にクリックすることで容易に手続きが完了。その後、別メールでバウチャー番号が届きました。
いつ使えるようになるか、好きな便が予約できるのかはまだわかりませんが金額的には損をしていないのでとても安心できました。
他の航空会社がどういう対応をしているか分かりませんがこういうトラブルがあるとき、代理店経由だったり格安チケットサイトでは迅速な対応がしてもらえないと思いますので、航空会社へ直接予約していて良かったです。
というのも、10年以上前ですが、こんな経験が。
出張でスペインへ行くことがあり、経費削減の観点から会社から格安チケットで手配するよう言われてHIS経由で予約をしたのですが、大変な目に合ったのです
というのも、帰りの便がフランスのストライキの影響で飛ばないということが発生。。。
HISからは事前の連絡はなく、空港のカウンターで初めて知ることに。
マドリッドからフランクフルト経由で日本に帰る予定でしたが、フランスの管制官がストライキをしていてフランス上空を飛べないと言われたのです
当時はスペインへと日本は直航便がなく、どこかを経由しなければならずでして。
数時間遅れでフランクフルトへ着いた時には日本行きはもちろん出発してしまっていて、振替の手続きをするのに、5時間以上もカウンターに並びました。
その時、ビジネスクラスはもちろん、直接航空会社へ予約していた人の列の方が断然早かったのです。
とりあえず、会社には帰国が遅れることのみガラケーから連絡し長々と行列に並びました。
まだスマホの時代じゃなかったので、頼るは周りの人からの情報のみ。
そのとき心強かったのは、日本人同士で励ましあい情報交換しながら並んだこと。
外務省の職員の方もいて(パスポートが私たちと違うんですね!見せてもらいました!)、上司はビジネスクラスだから先に搭乗できたけど、僕はエコノミーなのでと一緒に並んでました。
あと、ウィーンの音楽留学から帰国するという女子大生もいて、大事な楽器は機内持ち込みだからとビオラかチェロを背負っていてとても大変そうでした。彼女は成田から福岡へも乗り継ぐ予定だったので、すべてに乗り遅れて心細そうでした。
その後、成田行き、関空行きで別れ、列に並んで5時間後ほどでしょうか。成田組は今走ればエアチャイナで北京経由で帰れると突然言われ、その女子大生含めて4-5人で空港内を一生懸命走りました。結構な距離を。
まさに、自分たちが搭乗した途端にドアが閉まるというギリギリ具合。
ぐったりして席に着いた時には、サリーちゃんばりに足がむくんで足首がない状態。一度脱ぐと靴が履けないくらいキツかったし、初のエアチャイナは他にもいろいろ衝撃的でした
行く予定なかった北京空港でパスポートコントロール後、パンダのお菓子を買ったりして
無事に成田に到着できたのはいいのですが、女子大生はロストバゲッジもしてて
その日は福岡に帰る便ももうなく渋谷の友達のうちに泊まるということだったので、慣れない東京で渋谷まで楽器を背負って電車移動はあまりにも辛いだろうと、車で成田に迎えに来た私の家族と一緒に、渋谷に送るついでに焼肉をご馳走したのは良い思い出です。
と、話が長くなりましたが、そういった経験からその後は航空会社へ直接予約にしていました。
なので、なるべく早く日程を決めて早いうちに予約が癖になってたんです。
今回はこの教訓が生かせて良かったです。
次に、パリのホテル予約について。
私はホテルドットコムを使うことが多いのですが、
・前日までキャンセル無料
・支払いは現地で
という条件にしていましたので、こちらはまったく問題なくキャンセルできました。
よく、キャンセルはできないけど安いプロモーション価格でというのもありますが、少し割高でもいつもキャンセル可能な条件を気をつけています。
もしかしたらコロナの影響でキャンセルポリシーが変更になっているかもしれませんが。
最後に、Airbnbで予約したトゥルビルのアパルトマン。
こちらは、予約時に半額を既に支払済、宿泊の2週間前までにあと半額を入金という条件でした。
通常のキャンセルポリシーでは、キャンセル時に半額は戻らないとのことでしたが、Airbnbをちょくちょく確認していると、前々から予約していて5月初旬に宿泊予定のものは同額のクーポンに引き換えという条件でキャンセル可能とあるとき表示がされました。
なので安心して「Air Franceの便がキャンセルになりましたので」というメッセージを添えて予約相手にキャンセルの連絡をしました。
なのに、キャンセルポリシー通りに、半額は返金できないという返答が
あれ!と思って、ご本人にではなくカスタマーサポートにメッセージで状況を訴えたところ、ただキャンセルするだけではなく指定の手続きをしないとダメだったと。。。
でもそれが分かりにく過ぎて納得がいきませんでした。
なので、それをそのまま伝えたら、「ご意見は今後の参考にします」としつつ、「ご予約のメッセージスレッドを拝見したところ、「Mon avion a ete anuule par Air France」という一文を確認いたしました。酌量すべき事情ポリシーを適用し、全額返金できる可能性があります。航空会社側からキャンセルされた経緯を証明できるメールや書面などはございますか?」とありがたい返答が。
急いで、Air Franceからのメールをスクショして返信したところ、翌日には「酌量すべき事情ポリシーに該当すると判断いたしました」とのことで、全額払い戻されました!
やり取りも早く、丁寧だったのでAirbnbの評価が爆上がりです。ご担当者の名前も書いてあり、信頼性も高かったです。
丁寧に対応いただいたカスタマーサポートの方に感謝です
そして、下手なフランス語でも家主とのやり取りにきちんと理由を書いておいて良かった
また、海外に行く時にはぜひ利用したいと思います
以上で、すべてのキャンセル作業は滞りなく終了し、1年以内にAir Franceのクーポンを使える日を楽しみにGWを過ごしています。
昨年、Antibes(アンティーブ)に滞在中はテラスでランチをとっていました。
それを真似して、今日はテラス(小さくて狭いけど)に日除け代わりにカーテンを広げてコーヒーを飲んでみました。
お隣のお庭の新緑が美しく、それを借景に
そして、心だけでもフランスへと思い、BGM代わりに一日中フランス映画をかけっぱなしにしています。
ちょっとした会話が耳に入るだけでも語学学習になればなーと。街のシーンや買い物のシーンなど見て、パリ気分。
今かかってるのは『モン・パリ』。
ドヌーヴ&マストロヤンニが夫婦時代に夫婦を演じたコメディです
70年代のファッションがむちゃくちゃかわいいのです❤️
また訪れるときには、どのように変わっているのかな。
自由に外出できる日が早く来ることを願って、今年は #STAYHOME。