君がいない。 | はるの風 ~二宮和也 それは夢と現実の狭間~
自分自身が『 心 』から笑えない時は、
他の誰かを笑顔にする事など
出来るはずがない。
自分自身が『 幸せ 』なんだと思えない時は、
他の誰かを幸せにする事など
出来るはずがない。
あの日から僕は
夜空を見上げることを
しなくなったよ。
君はまだ
僕の事を、
覚えているのだろうか?
君はまだ
僕の事を、
必要だと言ってくれるのだろうか?
僕の声は
君に、
届いているのだろうか?
寒くなったね。 いつの間にか。
風が冷たいね。 朝も夜も。
冬がはじまるよ。
でも、
それだけではないみたい。
風の冷たさが
身に沁みるのは、
きっと、
君がいないから……。