ずっと子どもに話しかけている先生がいます。

大ベテランの先生。

まだ1ヶ月の小さな赤ちゃん。

その先生が、担当に付いてくれています。



もちろん、赤ちゃんから何か、

反応が返ってくる訳でも無いです。

その先生がずっと付きっきりで

話しかけています。



良い先生だなぁ。

と思って、見ていました。



若手の先生と2人っきりになった時。


「◯◯先生、今日は一日何してたの?って、思いません??」

と、私にベテラン先生のことを言ってきました。


「え??」と思わず聞き返してしまいました。



確かに、書類を書いたり、雑用したり、

そう言った「仕事」は、

してなかったかもしれないです。



けど、一日、保育してましたけど?!?!

と、私は思いました。



掃除とか書類とか雑用とか…

保育の仕事って、

色々あります…

それももちろん大事な仕事です!



保育ってチームワークですから、

「動かない先生が居ると、困る」

というのも、経験があるので、

凄く分かっています。



オムツ交換の時に、そのベテラン先生は

一人一人に話しかけて交換します。


だから、時間がかかる。



「1人にそんなに時間かけてたら回らない」

「もっと早くして欲しい」

と言う意見もあります。


確かに、クラスに子どもは

1人ではないので、

テキパキ交換していかないと

と言う意見も、分かります。


保育を長くやっていると、

「保育」から、「作業」になってしまっている

先生がいるなぁと、感じます。



慣れてきて、クラスを回していく責任感や、

「保育士何年目」みたいなプレッシャー

みたいなん

とかも、生まれてきます。



次に起こることを予測して、

前もって用意して…

テキパキ、スピーディーにやってくれる先生

が居るおかげで、

安全に保育が回っていることも

あるなぁと、思いますし、

仕事のできる先生方は、

結果的に保育を回してくれているので、

本当に尊敬しています。



だけど、一人ひとりの心とか、

関わりとか、大切にする保育士が

いたって、良いじゃん。

と、思うわけです。


どの考えも、大切だなぁと…。



お互い悪口言わずに、それぞれの

保育観を尊重し合って、

気持ちよく、

仕事していけたなら良いなぁ…。



これって

どこの保育園でも

あるあるじゃないでしょうか?



「子ども一人ばっかり見て、あの先生が居ると、保育が回らない!」

みたいな…

バランス良くできる先生ばかりでは無いですよね。

みんなそれぞれ保育観があり、考え方が違いますから。



園のカラーとかってある程度合わせないと

とは、思いますが、

個々の保育観を統一するのは無理、

というか、しなくても良い

と個人的には思っているので、

尊重し合えたら良いなぁと、思うのです。



以上、

つぶやきでした。