ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。
ブログの主な登場人物
重度の知的障害を伴う自閉症青年 タツ
私(タツの母)
タツのパパ
タツのお姉ちゃん
前にこのYahoo!ニュースのことを書きました
このニュースのコメント欄、まあまあ辛辣な意見も多かったです
その中でうれしかったコメントがありました
介護士をしている方らしいのですが、
障害者や高齢者の方やご家族って、「すいません」「ごめんなさい」って謝ってくる人が多いんですけど
「謝らないでください。私の仕事がなくなっちゃうじゃないですか。みんなで生きていきましょう」と。
介護士の仕事を「凄いね。大変だね」と言われると、複雑な気持ちになる。
「凄いね。でも、私にはできないわ」という心が透けて見える。
と書いていらっしゃる方がいて
このように言っていただけると、
障害児・者を持っている家族、本人がどれだけうれしいか!!
どれだけ勇気がもらえるか
このコメントを見て、「1リットルの涙」のドラマを思い出しました
もう19年前なんですね、このドラマ
沢尻エリカちゃんと錦戸亮君のドラマでした
主人公の高校生の女の子が脊髄小脳変性症を患い、いろいろなことがどんどんできなくなる中、
周りの目を気にして、周りの人に「迷惑かけて、ごめんなさい」って謝り続けている
そんな自分の子を見て、母親は
病気になったのは、あなたのせいじゃないでしょう。
みんな、1人では生きていけない。
いろんな人がいて、社会っていうものが成り立っている。
もっと、堂々としていいんじゃないの
と言いました。
それから主人公の女の子は、
私はこれから「ごめんね」じゃなくて、
「ありがとう」という言葉を大切にしたい!!
と、言っていました
「1リットルの涙」は、今でも見るぐらい、私を支えてくれたドラマです
きょうだい児の葛藤も書かれていて、本当に勉強になりました
何かにつまづいたとき、自分を見つめ直したいときに見ます
世の中、いろいろな人がいます。
障害を持っている人を快く思っていない人もいます。
でも、そんな中でも
「ありがとう」という感謝の気持ちは
大切にして生きていきたい
卑屈になるより、どんなことにも「ありがとう」と言えるようになりたいと思いました
辛辣な意見を書く人は、多分、いろいろ障害児・者に対する思いがあるんでしょう。
嫌な思いをしたことがある人は、トラウマになっていることもあるでしょう。
「ご理解ください」と言われても、「うるせえよ」と思うでしょう。
それはそれで、その人の気持ちも分かります。
だからこそ、
「ありがとう」という気持ちを
大切にしていきたいと思います
今回も読んでいただき、ありがとうございました。