ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。
ブログの主な登場人物
重度の知的障害を伴う自閉症青年 タツ
私(タツの母)
タツのパパ
タツのお姉ちゃん
お手伝いのブログを書かせてもらいましたが
昔から、タツに対して徹底していたことはあります
自分の言葉に責任を持つ!!
それは、私が出した指示に、私自身が責任を持つということ
タツに「○○して」と言ったら、必ず、自分の言った言葉に責任を持って、確実にさせるようにしていました
例えば、「10数えたらおもちゃはおしまい」というとき、それが11や12になったりはしません
10数えたら、泣こうがわめこうが「10数えたらおもちゃはおしまい」という私自身が言った言葉に、私が責任を持つという形で
どんなにパニックになっても、おしまいにしていました
もし、そこで11や12になってしまったら、「私はダメって言ったのに、タツが騒ぐから」と、責任はタツに移ってしまいます
だから、言った言葉の責任を最後まで私が持つということを徹底していました
このようなことを繰り返していけば、「ママの言葉は絶対なんだな」ということを、タツも認識します
もし、タツが指示をきかなかったら、「私のやり方がよくないんだ」と思っていました
でも、このままでは私の言ったことしか従わなくなる可能性があるので、周囲にも同じような対応をしてもらうよう要請しました
この思いをきちんと汲み取って対応してくれたのは、小学校の個別級(支援級)の先生たちでした
小学校時代の先生は、本当に感謝しかありません
先生たち、障害を持っている子をみるのは初めてだったのですが、だからこそ、「どうしたらいいのか」を一緒に考えてくれました
あとはタツのお姉ちゃん お姉ちゃんも、きちんと自分の言葉に責任を持って、タツに対応してくれていました
パパは・・・だめですねいまだに。あれはだめだ だから、パパは置いておいて
まあ、パパを除く、タツの周りに関係しているすべての人が、この対応を徹底してくれていました
自閉っ子、タツのような重度な子が人の指示に従うって、なかなか難しいんですよね
まず、指示が分からないだから、分からないと「分かんねえよ」と攻撃的になったり、不適切な行動をとったりする可能性があります!!
だから、自分の言葉に責任を持つということは、タツに対する指示の出し方も気を付けないといけないんですね
出した指示は、確実に成功させるような指示でないといけない
「やらなかった」「できなった」という状態にしてはいけないんです。
小さいことでも、きちんと最後までやり遂げて、成功体験を積ませる
「できた」っていう状態に持って行くにはどうしたらいいのかを、常に考えていました。
「できたらいいな」ということではなく、「確実にできるようなシチュエーション以外は、指示を出さない」ぐらいの覚悟でいつも臨んでいました。
だから、タツもこちらの気持ちに何とか応えようとしてくれます
だから、こちらもその気持ちに応えないと
これは昔も今も徹底しています(パパを除く)
今回も読んでいただき、ありがとうございました。