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ブログの主な登場人物
重度の知的障害を伴う自閉症青年 タツ
私(タツの母)
タツのパパ
タツのお姉ちゃん
「普通に産んであげられなくてごめんなさい」
ということは、不思議と思ったことはないんです
ただ、自分が障害を持っている子供の母親になるとは思ってはいませんでしたが
確かに障害が分かったとき、ショックではありました
でも、「どうすればいいんだろう」という気持ちが大きかったですね
「なんで」「どうして」という思想は、元々あまり持ち合わせていないというか
(ゼロではないですよ)
考えても答えが出ないことは、考えないことにしているので
知ったところで、今さらどうなるもんでもないし
極端な話、もし自分の親に「東大に入れるぐらい頭のいい子に産んであげられなくてごめんなさい」と言われたら
私、傷つくと思うんですよね
学生時代、私の友人の一人が親に言われたそうです
「不細工に産んでごめんね。整形したければ費用を出すから」と
それって・・・親に一番言われたくない言葉ですよね
どんな状態でも、何があっても、親からは「あなたはかわいい」と言ってほしいですよね
かわいそうな同情的な目で見られたりしたら、私だったら凄く嫌だろうなと思うんです
それよりも「あなたは素敵」「あなたはかわいい」と言ってくれた方が、「ごめんなさい」と謝られるより
私は幸な気持ちになります
どんな状態でも、この世の中に1人でも私のことを「かわいい」「好きだ」と言ってくれる人がいたら、私は強くなれると思うんです
だから、タツに対しても「ごめんなさい」と思うより
たとえ分からないことが多くても、前を向いて進んでいける強い子になってほしいから
「あなたは素敵」と言い続けてあげたいなと思います
今回も読んでいただき、ありがとうございました。