ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。
重度の知的障害を伴う自閉症の息子の20年の成長記録です。
前回、お姉ちゃんの思いを書きました
ちょっと前のネットニュースに、障害者のきょうだいについてフォーカスした記事を見かけました。
きょうだいに障害者がいるので、結婚が破談になったなど
コメント欄を見ていると、大体が同じ境遇の人が
「昔から障害を持っているきょうだいに、本当に困っていた」
「いきなり大きな声を出したり、暴れたりして本当に嫌だ」
「いつも我慢をさせられた」
などなど、「本当に苦労されたんだろうな」というコメントばかりでした
でも、その中に
「結婚が破談になったって、結局は彼(彼女)より、自分の親の意見を尊重したってことでしょ。そんな結婚、最初からうまくいかないよ」
という意見もありました
それを娘に言うと、大いにうなずいていました
結婚はね、本人同士だけの問題ではないから、なかなか難しいところではありますが
昔、娘に「きょうだいの会というものがあるよ。参加してみる? 」と聞いたことがあります
親には言えない、同じ境遇の人と共感したり愚痴ったりしたいのではないかと思ったのですが
娘は「行かない」と言っていました
それを最近になって、「行かない」と言った理由を教えてくれました
タツはタツだし、特別でもない。
私には必要ない。
とのことでした。
(私はママ友と愚痴ばっかり言っていますが・・・)
確かに、きょうだいの問題は複雑です
我慢をさせられて育った人も多いでしょう
どうしても障害を持っている方を優先しがちですから
だから、きょうだい児のネットニュースは、親としてはかなりつらい記事ですね
きょうだい児も声をあげづらい問題でもありますよね
「親が大変そうだから、言ってはいけない」と心にふたをしてしまうこともあるでしょう
うちの場合は、タツよりも親(私)に対して文句は多いようですけどね
それもかなり大人になってから、「あのときは・・・」などと言ってきたりします
「そのとき言ってよ・・・」とも思いますが、「そのとき」は言えなかったんでしょうね
娘には「子どもはわがままでいいんだよ」とは言い続けましたけど
ちょっと障害者のきょうだい児の記事をみて思うところがあったので、最近、いろいろ書いてしまいました
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
自閉っ子、発散アイテム
タツは楽しそうにいつも跳んでいます。
大きめなので、安定感抜群です。
これも必需品
ずっと遊んでます!