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重度の知的障害を伴う自閉症の息子の20年の成長記録です。
前回の続きですが
知的障害者や自閉症の人をテレビでしか見たことがない人は、怖いという思いを抱くのは仕方ないですよね
タツは重度ですが、小・中学校は近隣の支援級(当時は個別級)に行っていました
タツの代から3代下ぐらいまで、支援級の生徒がなぜか非常に多かったんです
その中に、物凄く声を発するお子さんがいました
その子は他害もあったかな
知的には重度ですね。タツよりちょっと下ぐらい
他害もあったので、普通であれば支援学校の判定が出てもおかしくないのですが、親御さんが支援級を希望されていたので支援級判定が出て
一つ下の学年だったので、タツと8年一緒のクラスでした
普通級の子たちは、小学校入学当初から普通に障害児がいる環境です
この学年はねー、普通級の子たちが、凄かったです
その子が他害をしたとき、何で他害をするのか子供たちが分析をし始めて
こういうことを言うと彼は手を出してくるということが判明しました
それが分かれば、みんな、一致団結 その子が嫌がるワードがあったんですけど、それをみんな言わなくなり
その子は他害がなくなりました
彼は大声を出すこともあったんですけど、それも日常茶飯事だったので、声を出しても
はい、はい的な感じで、スルーしてました
お互いにとって、この環境がいいのかどうかは分かりません。
でも、少なくとも、小さいときからいわゆる重度な障害者と触れ合っていた近隣の子供たち
障害を持っている人が大きな声を出しても、恐らく動じないでしょうね
ああ、あのときのあの子も声出してたなあと
この子たち、学校に入ったときから障害者が普通に周りにいたから、特別扱い的な感じでもなかったような気がします
やっぱり、見たことがないと分からないし、不安ですよね
反対したくなる気持ちも分からなくはないです
障害が理解できないから
分かりあうためには、ふれあいって必要なんでしょうね
※ちなみに、他害のある重度な障害の子が支援学校じゃなくて支援級にいていいのか、だめなのかは、親じゃない責任のない立場の私が意見することはありません。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
自閉っ子、発散アイテム
タツはいつも跳んでます!!
長年の必需品