ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。

 

重度の自閉症の息子の20年の成長記録です。

 

前回の内容はこちら

 『自閉っ子への性教育の大切さ ①』ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。 重度の自閉症の息子の20年の成長記録です。 前回のブログ 『スルーしちゃいけない障害者の性問題』ブ…リンクameblo.jp

 

 

今回は、性のお話なので、そのままの文字で表現しているところもあります。

 

 

 

まずは、このようなクリアポケットファイルを用意しました

 

 

 

このファイルに手をつなぐ育成会の『性・say・生』の本から抜粋したページをコピーして、タツ専用テキストを作りました。

 

 

 

 

それを1日1ページずつ、パパがタツと2人、タツの部屋のドアを閉めて一緒に読みました!!

 

 

 

いってはなんですが、普段は何にもしないパパですムキー

(逆にタツに面倒を見てもらっている? )

 

 

 

でも「これは同性の男親がすべき! 」と講師に来ていた特別支援学校の先生が言っていたのをパパも一緒に聞いていたので、パパにしてもらいました!!

 

 

 

て言うか、私が作ったテキストを読むだけならできるでしょうグラサン

 

 

 

内容は

 

 

 

1. 自分の体のこと。自分の性別、体重、身長など、人には体があるということ

 

 

 

2. 私の体はどこから来たのか

 

男の精子と女の卵子が合体して、妊娠します。

この世に生まれた体は、みんな宝物

大切な宝物

 

3. 体の仕組み・性器を知る

 

赤ちゃん、子供、大人となるにつれ、体が変化をしてくるということ。

大人になれば、口の周りにひげが生えたり、性器の周りにも毛が生えたり。

声も低くなる。

 

4. 性器のお話

 

性器の仕組み

おしっこが出たり、精子が出たりするところ

きれいにしなければいけない

 

5. プライベートゾーンの話

 

プライベートゾーンは大切なところ

他人に見せるのは恥ずかしいところ

みんなに勝手に触らせたくないところ

知らない人が触りそうになったら、大声を出したり、噛みついてもいいから逃げること

 

 

6. 勃起・夢精・射精    

 

勃起の仕組み

夢精のこと(みんな経験すること)

夢精の処理の仕方(下着交換など)

 

7. 相手をよく見る

 

自分がいいなと思った人のことを、よく考えて

自分が好きになっても、相手が自分を好きとは限らない

自分の好きな人が、楽しそうにしているかを見る

失恋の話

 

8. 恋・こころ

 

これは、自然なこと

 

9. ふれあう・体

 

好きな人と一緒にいたら、相手を触りたいと思う気持ち

でも、相手が「いい」と言わないのに、触ることはマナー違反でだめだということ

好きな人とだけ触れ合って、嫌なときは「ノー」と言うこと

 

 

こんな感じのテキスト(本をコピー)を作って、パパと一緒に1日1ページずつ読んでいきました。

 

 

 

どこまで理解できたかは、全く分かりませんが

 

 

 

とにかく、このようなテキストを一緒に読みました。

 

 

 

以上の内容が再投稿のブログです。

 

 

 

読み返して思うことは、まず、「ノー」と言えるかどうかが、まず問題です!!

 

 

 

そもそも「嫌」という意味が分かるか? ということです。

 

 

 

知的に軽度な人は「嫌だ」の意味が分かるでしょうが、重度のタツは「嫌だ」の意味と使い方を幼少期に訓練をしました!!

 

 

 

そもそも「嫌だ」という感情がわくかどうかも、疑問ですねあせる

 

 

 

本人にその感情がわかないと、「嫌だ」と言わないでしょうからあせるあせる

 

 

 

その場合、プライベートゾーンを触ってはいけない。触らせてもいけないということを理解させないといけないですよね!!

 

 

 

でないと、相手に付け込まれる可能性も高いですからね!!

 

 

 

タツは男の子なので男性用のテキストですが、女性は生理など、また違う感じで説明が必要ですね。

 

 

 

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

これをタツは毎日跳んでいます

 

 

バランスボールはタツの必須アイテム