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重度の自閉症の息子の20年の成長記録です。
タツは週に3回、近隣の普通の幼稚園に通っていました。
幼稚園の親御さんにはタツは障害があること。
そのための訓練する学校に通っていることなどは話していました。
ある日、同じクラスの女の子のママに
「うちの子が
『タツ君は何なんだ』
と疑問を持ち始めている。
今までは
『個性は誰にでもあるから』
と答えていたけれども、何か納得いかないようで。
何て言えばいいのかな? 」
と相談を受けました。
そりゃ、そうだ。個性にしては強すぎるもんね。
私は
「障害があるんだよ、とそのまま、正直に教えていいよ」
って言いました。
そのとき、私は
「正直に私に相談してくれるなんて、誠実な人だな」
と感心しました。
子供に対しても、きちんと向き合って適当にごまかそうとしない。
多分、自分の子に話す前に、私に
「タツ君に障害があることを伝えていいか」
という許可を取りにきたんだろうな。
普通はデリケートなことだから直接聞きに来ないだろうと思うけど、筋を通してくれたんでしょうね。
私はとってもうれしかったです。
園長先生とは、まあ意見の相違があったけれども、お友だち関係には恵まれていました。
必ずお世話をしてくれる優しい子が周りにいて、タツも、まあ甘え上手。
園の友だちとのトラブルは、なかった? と思います。
(と思いたい)
それか、あったかもしれないけれども、知らない幸せもあるので
幼稚園の先生たちにも、とっても良くしてもらい、楽しい園生活でした。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。