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重度の自閉症の息子の成長記録です。
自閉症の療育のプログラムはいろいろあると思いますが、代表的にはTEACCHとABAだと思います。
タツが通っていた療育センターはTEACCHでした。
これはあくまでも私の見解ですが、例えば、車いすの人が段差のあるところに入るためにスロープを作って環境を整えてあげることがTEACCHだと思います。
それに対して、スロープがないところを登ることを教えてあげるのがABAだと思っています。
あくまでも私の見解なので、違っていたらごめんなさい。
よく自閉症のことについて学ぶとき、「環境を整えてください」と言われます。
もちろん、とても大切なことです。
でも、私が療育センターで抱いた疑問なのですが、
「彼らは環境が整えられていないところでは過ごせないのか・・・」
ということです。
「そうなると、とても少なくないか?? 」と思いました。
どこでも楽しく過ごせる子になってほしい!
と私は願っています。
もし私が彼の立場だったら、どうしてほしいか・・・
私であれば、できるかどうかは別として
「スロープがないところを登るにはどうしたらいいか教えてほしい」
と思います。
だから、彼が年中の頃からABAを開始しました。
ABAの本などを見ると、
「週に40時間はセラピーを行なってください」
などと書いてあって、
「絶対無理! 」と思いましたが、
「40時間は無理でも週5時間ぐらいはいけるんじゃないかな」
ということで、私の無理のない程度で始めました。
それにお姉ちゃんもいるしあまりセラピーに時間を割いてもよくないと思ったので、お姉ちゃんが学校でいないときになるべくセラピーをしました。
ABAって褒めることしかしないので、彼もとても楽しそうに取り組んでいました。
もちろんTEACCHの要素も、日々の生活の中で取り入れています。
どちらかがいいというより、いいところはどちらからも取り入れればいいのでは、という感じです。
どんなことをしたのか、今度、ざっくりですが、書きたいと思います。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。