我が家には、ハル♀とタマスケ♂という猫がいます。
ハルは、洋猫の血が濃い子 気弱で神経質
タマスケは、純日本猫 図太くて誰でもカモーンな犬みたいな猫

日曜の夜、タマスケが何か変な鳴き声するなと思い元気もないような気がした。
月曜の朝、いつも水を飲みに来るのに来ない。
寝てる…  寒いからかな?

仕事から帰ると、いつものお迎えが来ない。
ハルしか来ない

「タマくん ただいま〜 お母さん帰って来たよ〜」
返事がない いつもならニャーって鳴きながら走ってくるのに…

「タマくん? タマ〜? ターマーくん!どこ?」
そいや、変な鳴き声してたな…今朝元気もなかった…
…まさか…嫌な予感…嘘でしょ?

「タマくん!タマ!どこなの!どこにいるの!返事して!」
お願い返事して  タマ! 動悸が止まらない

ふと、猫のトイレに目をやると
いた…  タマくん…
「どうしたの?タマくん 出ておいで」
出てこない 抱き寄せる
「タマくん…どうしたの? 調子悪いの?明日、病院行こうか。ね、タマくん」

母に電話する
「タマくんが元気ないから、明日病院に連れてってもらえないかな?」
誤食したかな?変なもん食べたかな?
そいや、チビが落としたチュコ舐めたかも…
あれ、肉球が冷たい… あれ?猫の肉球って冷たかったっけ? ハルの手は?温かい……!!
「おかん!タマが死んじゃう!ダメだ!明日まで待てない!救急で診てくれる先生いない!?滝汗
この時点で20時を回り、朝に異変に気付かなかった自分を恨む…
その時オカンが!
「○○先生とこ電話してみるわ!切るよ!」
私はオロオロするばかりで、タマくんを毛布に包んで抱っこしながら娘を着替えさせ母からの電話を待つのでした。

タマくんに何かあったら、私のせいだ…
私が早く気付いていれば…保護してくれた方、この子を助ける為に動いてくれてた人達に顔向けできないショボーン
タマくんは、小さい娘の遊び相手にもなってくれて無茶されてもジッと我慢してくれてる賢い子。私のせいでタマスケがえーん
涙がボロボロ出てくるのでした…すると着信が! オカンだ!

「出ないわ…留守電にメッセージと電話番号も入れた。掛かってくるといいけど…他どこ掛けよう… すると実家の家電が鳴る掛かって来た!切るよ!」
少しするとオカンから着信
「すぐ連れて来なさいって!車出すから準備しとき」

神様…ありがとうあしあとタマスケの命が…

すぐに娘を連れ、息絶え絶えのタマスケを抱き外でおとんとおかんを待つのでした。

また着信が!今度は主人だった。
職場から直接病院に向かうとのこと。

タマスケ…死なないで!
タマスケ!!