10代後半から20代前半にかけての
学生時代を経て、
ここ数年の
「いつ出歩けなくなるかわからない」
という価値観。
健康で元気に出歩けるうちに、
観たいものを観て、
聴きたいものを聴いて、
会いたい人に会って、
話したい人と話す
五体満足、五感が機能しているこの時は
当たり前に続いていくわけではない。
移動するということは
私にとって重要で、
刺激を求めて、感性のメンテナンスをするように
意識的に自分の生活圏から出るようにしている。
遠出をするときはいつもこんなんだ。
目に留まったその人の、ある瞬間に
泣きたくなるほどに心が震える。
新幹線ホームの端っこ
新幹線が規則正しく発着するその場所で
必ず
小さい子どもと、
手をつないだ大人の姿がある。
指さして、手を振って。
必ず
カメラを構える人の姿がある。
自分以外の人の、その時間。
でも自分の時間でもあるんだよね。
自分が認知している空間に、
一体何人の人がいるのか?
その中で気に留めた知らない人。
それを縁と呼ぶのか。
影響していないようで
こうして私の心は動いている。
その知らない者たちによって。
そして多分、それを望んでいる。
影響してされて、世界が動くことを。