息をする | はるなつのブログ

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懐かしい人からの電話。


遠い記憶にした人だったのに。

独りで生きてろ

と突き放されたと思ってた。

当時の私にはけっこう辛いものだった。
こんな仕打ちを受けるほどに、私は悪いことをしたのだろうかと思った。冷静には在れなかった。

一緒に過ごすことを渇望したことがいけなかったのなら、
私は誰かと生きることを望んではいけないのだと思った。


どうやら、違っていたらしい。
一緒に過ごした楽しかった時間。
私と過ごして、影響されたものたちが
確実に、今の彼の中にも生きているらしい。


ああー、あの日の私に言ってあげたい。
あなたが好きになった人は、そんなに冷酷な人じゃなかったよ。
ただ過ぎ通っただけじゃなかったみたい。
軽蔑して去ったわけじゃないみたい。

ずっと話しかった、と言ってくれた。
今、楽しかったことしか思い浮かばない、と言ってくれた。
この感じが懐かしい、と言ってくれた。


あの日の私が、今もこうして生きている。
あの日の私を、引き揚げてくれてありがとう。