あまりにも有名な「赤毛のアン」ラブラブ
私は、「世界名作劇場」で出会いましたニコニコ

まだ、子供でしたので、アニメ版の小説から入り、後に原作の翻訳版を読みました。


アニメで、初めて出会ったアンは、あまりにも魅力的で、すぐに虜になりましたキラキラ


孤児という、一見、切ない要素をモンゴメリは軽々とヒロインのひとつの側面でしかない要素にして、よりヒロイン「アン」を輝かせるアクセサリーのひとつにしています。

それまで、知っていた孤児や天涯孤独な子供というイメージからは、まるでかけ離れた少女のお話に、えー、アリなんだ!
と、ワクワクしました。


オープニング、映像もテーマ曲も素敵キラキラ



毎週、毎週、繰り広げられる夢見勝ちな少女のお話に、心踊らせられましたピンクハートラブラブ

親友ダイアナとの少女らしい夢見勝ちな遊びや会話、

マシューとの愛情溢れるやり取りや

マリラを途方にくれさせる、おしゃぺりや失敗。

大きく膨らんだ袖。

もう、ワクワクが止まりませんでしたラブ


終盤は、私はまだ幼くあまりストーリーの理解ができず、息つく間もないほど次々と言葉を紡ぎ出すアンが消えてしまったことが寂しかったように記憶していますニヤリ


ところが、少し成長して原作の翻訳版を読み、自分が幼かったのだなぁと、しみじみ思いました。

理解できなかった後半には、子供の頃ワクワクしたストーリーではなく、さらに心に染みるお話がありました。




「風と共に去りぬ」と同じで、読む度ごとに新たな発見があり、なんと深く人間を書いているのかと驚かされます。


どちらも、人生のバイブルとなる小説ですが、違うのは、
スカーレットは憧れの女性で、アンは私の分身なのです。
(↑世界の「アン」ファンの方、あつかましくてごめんなさいてへぺろ)



大人になって静かに語るアンの言葉も心に染みますが、

やせっぽっちの体に収まらない、溢れる情熱や夢をもった少女、
大きな煌めく星のような瞳の
真っ赤なお下げの少女は、
いつまでも、私の中で、頬杖をついて薄く笑みを浮かべた姿で瞳を輝かせています照れ




この先、これ以上、愛らしい少女のヒロインは生まれないのじゃないかしらんルンルン