17歳の駆け引き② | 嫉妬に狂う女

17歳の駆け引き②

心配などこれっぽっちもしなかった。ただ、泣いて過ごすしか出来ない毎日。


3日後、彼から連絡があり。泣き腫らした毎日が私を強くしたはずだったのに、ふらふらと彼の元へ行ってしまう。好きだという気持ちと、、、同じ学校、同じクラスの彼との別れに抵抗があったからかもしれない。


彼は実家暮らしだったけれど、1階は彼の部屋、2階に彼の家族の部屋があったので、私はよく彼の部屋の窓から忍び込んでいた。最初の頃は、自分の家を夜中抜け出し、30分歩いて彼の部屋に通っていたけれど、その内、実家には戻らなくなった。彼の家族が寝静まってから入るお風呂。毎日がスリルの連続。もちろん、学校へ通う時も、彼の部屋の窓から飛び降りて登校した。


私に連絡しなかったことを「忙しかっただけ」で済まそうとする彼。そうは問屋がおろさない、と言っても、ベルには証拠なし。確かめる手段がなかった。


かのように、思われた。


彼が睡魔に襲われてから間もなく、私はベッドからそっと抜けだして、彼の机の引き出しに手をかけた。